ひきこもりニートが悲惨な末路を思えば【心ふるえる】

ひきこもりニートを続けていくと、悲惨な末路になる。

人生手遅れになって終わる」と、薄々と感じていながら私は行動できませんでした。

ひきこもりニートの人は、脱出をズルズルと後回しにするのか、すぐ行動するのか。

どちらがいいのか。考えてみるといいと思います。

ひきこもりニートからの脱出は怖いけど

私は好きなことや興味があることなら、取り組むけれど、嫌いなこと苦手なこと怖いことは逃げるタイプの人間です。

ひきこもりニートを長期間やっていたときもそうでした。

外に出ることが異常に怖くて、一歩を踏み出すことができませんでした。

イヤなことから逃げて、ずっと部屋にひきこもっていたいと思っていました。

 

けれど、ずっと部屋の内側にこもっていると、つまらないし、退屈で、苦痛に感じるようにもなりました。

ある日、ふと、思いました。

このままずっとひきこもりニートを続けていったら、自分の人生はどうなるのだろうと。

 

ひきこもりニートが辿り着く悲惨な末路

ひきこもりニートが辿り着く末路は、みんな似たようなものになるかと思います。

パラサイト

働かず、親のお金に頼って生活していくスタイル。

親が年を取って働けなくなったら、年金と貯金でやりくりして生活をしていく。

自分で稼いでないから、家の中で縮こまっていて、居心地は最悪。

親が亡くなったら、自分で稼ぐ力がないから……選択肢が絞られる。

いつ親が亡くなるのか、自分ではどうしようもないことを心配するのはストレス。

生活保護

受給条件を満たせば、国民のみんなの汗水の結晶たる税金で支払われる生活保護によって、働かずに生きていくことができる。

自分で稼いでいないから、肩身が狭い。

自由に使えるお金も少ない。

ホームレス

親が亡くなり、生活保護も受けられないで、住む家も失ったら……

ホームレスによるサバイバル生活。

野宿すると、虫がうっとうしいし、身体が不潔になるし、雨の日とか凍えるし。わりと最悪。

生命力が乏しいタイプのひきこもりニートにはホームレスは厳しい。(貧弱な私にはムリでした)

刑務所暮らし

刑務所に入れば、とりあえず衣食住がもらえるということで、生活に困ったら軽犯罪を犯して刑務所暮らしをする。

これはホームレスよりもよい選択肢のように思える。

塀の中であんまり自由はないけれど、ひきこもりニート生活者は慣れてる。

けれど、作業とかあるらしい。

だったら、少しでも自分にあった作業で稼いで、自由な環境の方がいいような気がする。

孤独死

誰かのつながりがまったくない状態のひきこもりニート、稼ぐ力がないひきこもりニートの最終的に辿り着く場所。

みんな、いつかは死ぬし、死は別に怖くはないけれど、死に至るまでの孤独が苦痛。

 

辿り着く末路を想像すると怖い

私はどれも想像すると、イヤな気分になりました。

魅力を感じませんでした。

私の場合、死ぬのはいいんですけど、苦しさや虚しさや寂しさ、そういった気持ちが死ぬまでずっと続くのかと考えると、猛烈に恐怖を感じました。

自分で状況を変える力もなく、その状況に不安を抱えながら、ただゆるやかに、一人生きる実感もなく、息を繰り返すだけの存在を何十年も続けていくのかと考えると、パニックで発狂しそうなくらいの恐怖を感じました。

私は末路というよりも、そこに行き着くまでの過程に悲惨さを感じました。

耐えられないんじゃないかと思いました。

自分にはひきこもりニートを何十年も続けられるほどの適性値はないなと思いました。

 

ひきこもりニートを脱出して社会復帰を目指した方がマシ

外に出ることは怖い。でも、ひきこもりニートやっていても怖い。

外に出るも地獄、ひきこもるも地獄。

この事実を直視したとき、心が恐怖に震えましたが……

 

「では、自分はどうすればいいのだろうか?」と冷静に考えるようになって、結論を出しました。

どうせどっちも怖いなら、状況を変化させられる可能性がある選択をした方がマシだ。

失敗したなら、そのときは、またひきこもればいい。
ズルズルと引きこもり続けるのと、外で失敗するたびに引きこもるのと、別に大して差がないじゃないか。

結果がどう転んでも、今以上に状況が悪くなることがない。

最後に行き着く最悪の末路を思い描いて、恐怖したけど……
まあ、そうなったらその時は、仕方がないなと、覚悟ができました。

 

心が勇気に奮えました。
(ただの開き直りですが……)

怖がりながらでもいいから、外に出て冒険してみよう。

試すだけ試した方がオトクだなと。

私はひきこもりニートからの脱出を5回くらい失敗してます。
つらいこと、うまくいかないことがあって、どうすればいいのかわからなくなって……

脱出を試みて、挫折して、ひきこもって。
脱出を試みて、挫折して、ひきこもって。

私はとてもメンタルが弱く、学びも悪い人間で、普通の人たちからすれば悲惨なんでしょう。

それでも、脱出の失敗を繰り返していれば、どこで自分がつまづきやすいのか、どんな環境だったらいいのか、どんな能力が必要なのか、少しずつ頭と心と身体で覚えていきました。(頭だけで考えていたら無理だったろうと思っています)

また、自分という人間は失敗しても死なないんだなということも改めて実感していきました。

そして、行動を繰り返してたら、そのうち、社会復帰してました。

ひきこもりニートを続けて生活するのと、行動して失敗すること。
(行動していると、たまにはいいこともあります……)

どちらが自分にとってイヤなことなのか、一度考えてみてください。

自分にとって幸せにつながる選択をしてみましょう。