引きこもりにはプログラマーという職業が向いていかもしれない理由

引きこもり(ニート)に向いている職業にはプログラマー(≒エンジニア)が挙げられると私は思っています。

なぜそう思うのかというと、私がわりと重度の引きこもりニートだった身で、実際にIT業界でプログラマーとして働いてみてそう感じたからです。

この記事では、どんな引きこもりが、どうして引きこもりが、プログラマーに向いているのか私の経験から主観を載せようと思います。

注意:
この記事はあくまで、私という引きこもりの主観で引きこもりの人に向けてプログラマーという職業についての一面を書きました。

プログラマーにも引きこもりじゃない人はたくさんいますし、プログラマーに向かない引きこもりもいます。

「ふーん」って感じで読んでもらえたなら幸いです。

 

引きこもりの特徴

引きこもりと言っても、引きこもった原因も人すれぞれでしょうし、性格も色んなタイプの引きこもりがいると思いますので、この記事で想定している引きこもりの説明をまずします

引きこもりの性格面の特徴

程度にはよりますが、下のような特徴を持った人を引きこもりとして想定しています。

  • ずっと部屋にいても苦にならない。
  • 別に人と話さない期間があっても苦にならない。
  • 数多くの人と交流するのに疲れる。
  • 集団から抜け出してしまう。
  • どこかに出かけたいと思わない。
  • 人に相談事ができない。
  • 内にため込むことが多い。
  • 引きこもっている最中は、テレビ、ゲーム、マンガ、小説、PCなどで時間を過ごせる。過ごすのが好き。

大まかに一言で言えば、一人で黙々としていること、つまり孤独に対して通常よりも耐性があることです。そして、オタク寄りの人。

この引きこもりの特徴って、プログラマーとしては強みになりうると思いますし、働きやすく過ごしやすいのではと思います。

 

引きこもりから見たプログラマーという職業の特徴と相性

上記のような引きこもりの特徴がなぜプログラマーに向いていると言えるのか、プログラマーという仕事の特徴から理由を述べます。

基本的にPCに向き合っている時間が大部分を占めます。

プログラマーの仕事は、プログラミングをすることです。

もう少し詳しく言うと、プログラマーの仕事は主に以下の3つなります。

  • 設計書を読んだり書いたり
  • ソースコード(≒プログラミング言語で書かれた文章)を読んだり書いたり
  • 作ったプログラムがきちんと動くかテストしたり

これだけです。

基本的にPCに向き合っている時間が大部分を占めます。

PCに向かって座って、自分の世界に引きこもることができます。
(メールが飛んできたり、打合せがあったりはしますが、大したことはなく、自分の世界に没頭できます。私は没頭しています)

 

スケジュールや規律は大事だけど、でも自由

プログラマーは成果としてプログラムを作るのですが、いつまでに作らないといけないという期限があります。

この期限を超えると……肩身が狭かったり問題になったりします。

ただ、逆を言うとスケジュールを守って、成果を出していれば、なぜか他の一般事務職よりも自由度が高く、文句を言われることは少ないと思います。

開発現場(=プログラミングをする作業場=職場)によっては、遅刻者多数だけど気にしないというところもあります。

開発現場によっては私服OK、職務中にイヤホンOKなところもあります。

大っぴらには言えませんが、職務中にPCで遊んでいる人も黙認されているところもあります。

もちろん、IT業界なのでセキュリティやシステムのためにしっかりと守らないといけない規律はもちろんありますが、そこさえ守ればわりかし自由です。

(あくまで開発現場によります)

なので、なんでもかんでも無意味に団体行動、規則というわけではないので、集団にずっといるのが苦手という引きこもりにはありがいたいです。

 

引きこもりに向いた開発現場がたくさんある

上の話と少し重なりますが、プログラマーの仕事場である開発現場は世の中にはたくさんあります。

それぞれの開発現場には、それぞれの特徴、個性があります。

みんなが騒がしい現場もあれば、みんなが大人しい現場もあります。

プログラマーのという仕事が引きこもりに向いた職業だと感じた理由の1つには、私と似たような人がたくさんいる現場を経験したからです

プログラマーのという仕事が引きこもりに向いた職業であればこそ、引きこもり気質の人が集まっているのです。

私の場合で言えば、趣味がいわゆるオタクやインドアに偏っていたり、内気でコミュ障だったり。

親近感を感じたり、同じ趣味嗜好だったり、話していて波長が合うので、一緒に働いていて楽しいです。

また、自分の経験した現場がたまたまなのか、なんとなく性根の優しい人の割合が多いかなと思います。

それぞれの引きこもりに向いた現場があるんじゃないのかなと思います

(IT業界といっても幅広いので、IT業界の中でも自分に向いてそうな分野を選ぶのは職選びの大切なポイントの一つだと思います)

 

相談できず自分の力で考えて調べて解決しようとする

人に相談するのが申し訳なく感じたり面倒に感じたりして、苦手だという引きこもりは、わからない問題にぶつかったときに人に相談するよりも、まずなんとか自分で解決しようとします。

そうすると、自分で考えて調べて解決する力が、ついていくことになります

これはプログラマーにとってはよいことです。

最低限の地頭があれば、粘り強く根気よく考えようという引きこもり姿勢はプログラマーの資質だと思います。

(もちろん、相談しないとどうしようもないということは、大事になる前に相談しましょう。初心者のうちは相談しないといけないことも多々ありますが、それを乗り越えると幸せが待っています)

 

プログラミングやITスキルは引きこもり生活を充実させる

プログラマーとして働いていると、他の職業よりもITやPCの知識が高まっていくことになります

そうなると、プライベートでパソコンさんという大切なお友達を持っている引きこもりは、PCの使い方に詳しくなりPCで過ごす時間をより充実させることができます

世の中には、清掃員や運転手や管理人などの人とあまり接することなく働ける職業は他にもたくさんあるかと思います。

けれど、本当に引きこもり気質で、PCがあればたいていの時間はつぶせるという人に、プログラマーという職をオススメしたい理由はこれになります。

また、私は経理など事務作業を楽しいと感じたことはないですが、プログラミングという行為は純粋に楽しく感じられるときがあります

ゲームの攻略感覚でプログラミングを楽しめる人や、小説やマンガを読んで自分の頭の中であれこれ考える感覚でプログラミングを楽しめる人には純粋にプログラミングで引きこもり生活を充実させられることができます

そして、休日はよくアウトドアで遊びますという人より、趣味でプログラミングしちゃいますとか、PC触ってますという人の方が、ITスキルの上達が良いことが多いと感じています。

プログラマーの職場における評価はITスキルの高さなので、引きこもってPCで遊んで鍛えていると、アウトドア派よりもプログラマーとして勝手に高い評価をもらえたりもします

 

稼ぎがよい部類に入る

プログラマーはわりと稼ぎのよい部類に入る職業です。PCに向かってカタカタと作業しているだけで、それなりの収入がもらえるので、ひきこもり人間にとっては嬉しいです。

どれくらいの収入かは、ひきこもりニートからエンジニアになってお金を稼げるのかを読んでください。

 

引きこもりはプログラマー職が向いていかもしれないのまとめ

人類はITのテクノロジーの進歩によって、引きこもりに向かっています。

ネット、ゲーム、SNS、AI、VRなどなど。

社会のIT化は、まだまだ進んでいくでしょう。

昔の時代と比べれば、今の時代もこれからの時代も引きこもりにはどんどんと過ごしやすい世界になっていくと思っています。

引きこもるために世界に生まれた引きこもりが、生活費を稼ぐ手段としてプログラマーという選択肢は魅力ある職業の一つだと私は思います。

 

自信がないひきこもりニートに対して、自信を持ってとか前向きにとか励ます人の正気を疑ってしまう

ひきこもりニートに働く自信って必要ないですよね?

 

タイトルとURLをコピーしました