スマホゲームの歴代売上ランキング

電車を見渡すとケータイを触ってる人が多い。
なにをやっているのかとちらっと覗いてみると、色々なことをしているわけですが、意外だったのが自分が想像していたよりも男女関係なくスマホゲームをやっている人が多いなという思いでした。

そうすると、スマホゲーム市場の大きさや歴代の売上ランキングが気になってくるわけで……軽くテキトーに関連の情報を調べてみました。

スマホゲームの市場規模について

スマホゲーム市場の誕生

スマホが近年になってから登場し、普及し始めたばかりなので当然のことではあるのでしょうが、スマホゲームが本格的に台頭してきたのは2012年の頃かと思われます

ガンホーのスマホゲーム、パズドラが登場した頃になります。

 

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(出典:三菱総合研究所、ファミ通ゲーム白書)

 

以下のように、フィーチャーフォンとスマートフォンのゲームを売り上げをわけたデータを見ると、衰退と隆盛の交代がはっきりと見えます。

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(出典:三菱総合研究所、JOGAオンラインゲーム市場調査レポート)

スマホゲーム市場規模の推移

スマホゲーム市場の推移についてのデータが下の二つになります。

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(出典:矢野研究所)

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(出典:CyberZ、シード・プランニング、日本オンラインゲーム協会)

上の2つのデータがともに少し古いということは置いておくとして、同じスマホゲームの市場についてのデータでも、こういったビックデータはどうやって算出しているのかによって数値に違いが出てきますので、大まかにざっくりと流れを見る感じでお願いします。

市場規模は2011年度には480億円程度だったのに、4年ほどで20倍近く成長しているのがわかりますね。iphone、スマホの技術革新とゲームというエンターテイメントが合わさった急成長が見えて面白いなと思います。

また、この波にのって大きく売り上げを伸ばしたのが、ガンホーのパズドラやミクシィのモンスト、コロプラの猫シリーズですが、比較的に小さな投資で始められたスマホゲームで最初に名を上げたのが老舗のゲームメーカではないというのも面白いかなと思います。

市場規模はそろそろ落ち着くのかわかりませんが、今のところ拡大傾向にあると言えますね。 

スマホゲームの歴代売上ランキング

スマホゲームが近年に出てきたばかりですし、大人気のスマホゲ―ムは今でも進行形で存在している状態なので歴代売上ランキングもないなと思うのですが、とりあえず今現時点で私が調べて内容をメモしておこうと思います。

世界のスマホゲームの売上のデータはSuperDataReserchという会社がレポートで発表しています。(1ドル=100円くらいで換算しての計算になります)

世界スマホゲーム売上ランキング2016年(1〜11月)

1位:モンスターストライク(モンスト) 1,300億円
2位:クラッシュオブクラン(クラクラ) 1,200億円
3位:クラッシュロワイヤル(クラロワ) 1,100億円
4位:ゲーム・オブ・ウォー       910億円
5位:モバイルストライク(モバスト) 900億円

?位:ポケモンGO 788億円

 

世界スマホゲーム売上ランキング2015年

1位:クラッシュオブクラン(クラクラ) 1,345億円
2位:ゲーム・オブ・ウォー       799億円
3位:パズルドラゴン(パズドラ)    729億円
4位: キャンディクラッシュ      910億円
5位:モンスターストライク(モンスト) 674億円
6位:キャンクラソーダ         1,345億円
7位:Fantasy Westward Journey    799億円
8位:白猫プロジェクト         729億円
9位: ディズニーツムツム       910億円
10位:ブームビーチ          674億円

日本のスマホゲームランキングではなく、世界のスマホゲームランキングなのです……

でも、こうして連続年で見ると面白いですね。
人気の移り変わりが見えて面白いです。

世界のスマホゲームランキングに日本のスマホゲームが入っているのを見るとすごいなとも思いますし。

歴代売上という観点から考えると、いかに長く継続して人気を獲得し続けられるかによると思いますが、各ゲームの今後の展開が楽しみです。あるいは、ポケモンGOやFateGrandOrderなどのゲームが勢いを増していくのか、楽しみです。

日本のスマホゲーム売上ランキング大晦日版

スマホゲームの合計1日売り上げのランキングをGoogleのAppStoreの2015/12/31と2016/12/31で集計してあるデータがあったので、紹介しておきます。

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(出典:現代の千利休を求めて)

赤色は前年もランクインしていたゲームです。

見どころは、パズドラとモンストの人気が継続していること。
上位層の変動があんまり感じられないこと。
任天堂がポケモンGOで参入してきたこと。

ですかねー。
少数のビッグネームが人気を独占し続けるのかどうか……

スマホゲームの宣伝費

上位層で人気を維持している各スマホゲームたち。

人気を出すため、維持するために多くのスマホゲーム企業は、
TVCMに屋外広告、リアルイベントもあって、他作品や芸能人とのコラボなど、バシバシと宣伝を繰り広げていますよね。

日本で暮らしていてスマホゲームの宣伝を目にしないという人はいないんじゃないかというレベルかなと思います。

そこで参考に、スマホゲーム企業の宣伝費についてのデータがあったので紹介しておきます。

 

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(出典:AppBroadCast)

広告宣伝費 (15年7月~16年6月)

ガンホー:196億1,200万円(14年7月~15年6月:158億7,000万円)
コロプラ:9,616万円(14年7月~15年6月:6,923万円)
ミクシィ:184億6,500万円(14年7月~15年6月:107億8,700万円)

かなりのお金をかけていますよね。
人気は面白さだけではなく、いかに宣伝を上手にするかも重要なのかなと思うデータです。
ゲーム企業はすべての活動において、いかに面白さを出していけるのかにかかっていると感じました。

ゲーム内容も面白く、ゲーム外の宣伝も面白く。それがゲーム企業なのかなーと。

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