viエディタの使い方を知らないで適当に触っていたら画面の左下にrecordingの文字が……
ESCを押しても:q!を押してもrecordingの文字が消えてくれなくて初心者の私は焦って困ったので、ここにrecordingの意味と終了方法を書いておきます。
viエディタのrecordingの意味
viエディタには実はマクロ機能があるんです。
(マクロ機能:一連の操作を保存して、その操作を後からでも簡単に使えるようにする機能)
recordingとはマクロの記録中という意味なんです。
viエディタのrecordingの終了方法
マクロの記録開始は、
ノーマルモードの状態で、「q」と「アルファベット1文字(マクロ名になる)」を入力するとなります。(qaやqwなど)
そして、画面下にrecordingの文字が出てきます。
なので、初心者の私はテキトーにキーを押しまくってqwなどと押してしまい、意図せずにマクロ記録中となって出てくるrecordingの文字に焦るという(T_T)
マクロ記録モードのrecordingを終わらせるには、
q を打ちます。
これでマクロ記録は終わり、ノーマルモードに戻って普通にESCなどが操作ができるようになります。
viのマクロ機能について
せっかくなので、マクロ機能についての使い方を捕捉しておきます。
マクロの実行
(例)qw → マクロに記録させたい操作 → q
このように記録させたマクロは、ノーマルモードで例えば 5@wと入力することで 5回 wというマクロを実行させられます。
マクロの閲覧
マクロは複数を記録しておくことができ、閲覧をするためにはノーマルモードで :reg と入力します。
マクロの削除
記録したマクロの中で、不要になったものはノーマルモードで他のマクロを入力して上書きするか、:let @a=”と打ち込むことで削除することが可能です。