ライザップの会社や売上や会員数を調べてみた

ライザップをよく見かけるようになって気になったので、ライザップの運営会社や売上、会員数やビジネスモデルなど気になったことを調べてまとめてみました
調べてみるとかなり面白かったです。

ライザップの運営会社

パーソナルトレーニングジムのライザップは、「結果にコミットする」のキャッチコピーと、筋肉ムキムキの映像でダイエットのビフォー・アフターを示したテレビCMで一気に知名度を上げて、大ブレイクしたジムです。

私もありえないんじゃないかと疑うほどのビフォーアフターのCMと高額なジム費用の印象が記憶に強く残って、名前を覚えました。

そんなライザップを運営する会社についてです。

ライザップを運営する会社は元々は、健康コーポレーション株式会社という名前の会社です。

健康コーポレーションは瀬戸健(せとたけし)さんが2003年4月に24歳の若さで創業した会社になります。

rizap-shachou-setotakeru-kao-gazou

美容・健康関連の通信販売会社として始まり、サプリメント、豆乳クッキー、家庭用音波美顔器などの通販を中心にしていました。

過去におからクッキーの大ヒットだけで上場し、一本足打法とか一発芸上場と揶揄されたことがあるという会社です。

2004年におからクッキーを発売し、初年度2500万円の売り上げだったのが大ヒットによって2007年には100億円に到達。しかし、模倣品の登場によって2009年には売り上げが29億円まで急落。

そのときの危機は980円という大赤字で美顔器を売り、専用ジェルで利益を出すという販売法で業績を回復させたという、そんな経験がある会社です。

そして、2012年に始めたライザップジム事業が大ヒットして、大きく会社の業績を伸ばしていくことになっています。
その大成功を受けて、なんと2016年7月には社名をRIZAPグループに変更してしまいました

そんなライザップが中心の会社ですが、色んな事業分野を持っています。

rizap-jigyou-bunya

また、ライザップ事業での利益を元手にM&Aを進めていたり、ライザップブランドを活かして色んな企業とのコラボ企画も多く展開していくようです。

rizap-korabo-tenkai rizap-keiei-kakudai

勢いに乗って積極的に経営拡大を目指している感じがすごくしますね。

rizap-korabo-konbini rizap-korabo-senden-media

本当に色々としています。
いたるところでライザップをよく見かけるようになってきたのも納得しました。

ライザップの売上

RIZAPグループの中心となって支えているライザップの売上推移です。

rizap-uriage-suii

ライザップが登場してから、結構な期間が経ちましたが、まだまだ右肩上がりに売上が上がっています。

ジムのボディメイク事業だけだとどれくらいの売上か知りたかったのですが……
ボディメイク事業だけでなく、関連商品サービスを含んでの売上のようです。

ライザップ事業の重要さや売上の大きさは下の図を見るとよりわかると思います。

rizap-uriagedaka-uriageritu

 

美容・健康関連事業の2016年3月期の売上高は、前年同期比45%増の293億円で、同社全売り上げの53%を占めています。
そして、営業利益は前年同期比2.5倍の56億円で、全社の営業利益(50億円)の100%以上を叩きだしている、まさにライザップが中心事業であることがわかります。(2016年)

 

ライザップの会員数

ライザップの会員数の推移です。

rizap-kaiinsuu-suii

売上が上がっていることかあわかるように、会員数も右肩上がりに数を増やしていっています。

累計会員数が70000人を突破とのこと。
累計会員数からすると、日本人のうち2000人の1人の割合で会員になったことがあるということになります。

グラフを見ると、ひと月あたりで2000~3000人ほど会員数は増えていっているように見えます。

スタンダードなコースで35万円もします。(入会金5万円含む)
時間は16回×50分なので、1時間当たりで2万円以上を支払うことになります。

それでも会員数が増え続けているのがすごいと思います。
それだけ痩せたい、健康でいたいという人々が多いということなのでしょうか。

ひと月あたり3000人が会員になって30万円前後のお金を支払うと考えると、ひと月あたりのライザップジム事業の売上は10億円ほどになりますので、上記の図のQ期間で考えるとひとQあたり40億円ほどがボディメイク事業によるものかなと考えられます。

ライザップのビジネスモデル

ライザップはシンプルに言えば、ダイエットとトレーニングの個別指導で、特徴のあるビジネスではありません。

けれど、ジム業界にあってモノとサービスのバランスを従来の常識から大きく変えたビジネスモデルになります。

ここでいう「モノ」は、大量生産や個別性が無いという意味です。
「サービス」はお客の希望・受注に合わせて提供するオーダーメイドという意味です。

一般的なフィットネスジムとライザップジムを一点で比較してみます。

一般的なフィットネスジム
駅近くの便利な場所にあるビルで、広いフロアを使って多数のトレーニングマシン、ランニングマシンなどがあり、多額の設備投資ありきのビジネスで、利用者は営業時間中ならばいつでも利用でき、常に多数のスタッフがスタンバイしています。

ライザップ
ライザップは一人ひとりの顧客に合わせてトレーニングを完全予約制で提供するスタイルだ。広いスペースや大量のマシンは不要で、ピーク・閑散時は予約日時の調整でコントロールできる。

ライザップのビジネス上手なところは、固定費や人件費の無駄をなくすことでコストを下げ、浮いたコストを個人ごとのトレーニングサービスやトレーナーの育成費、そして大量の宣伝費に回したことなのでしょう。

フィットネスジムの「設備は準備しておくのでいつでも自由に使ってください」というモノを売るビジネスに対して、ライザップは「人に合わせた最適なトレーニングを提供し必ずダイエットに成功させる」というサービスを売るビジネスです。

ライザップは従来のフィットネスジムとは違う「あなたのために専属のトレーナーが短期間でトレーニングと食事を徹底指導します」というサービスを前面に押し出すことで、2ヵ月で30万円という高単価を低コストで実現させ大成功しました。

ビジネス戦略が上手にはまった好例かと思います。

今後、RIZAPグループがどうビジネスを展開していくのか。
過去においては急上昇と急下落を経験している会社ですが、今後はそれらの経験を踏まえてうまく経営していくのか楽しみです。

サブコンテンツ

ページの先頭へ