7月8日に川崎市の川崎市立労働会館で落語イベントが無料で開かれるとのこと。
噺をするのは落語家、露の新治さんで、開かれるのは「お笑い人権高座」。
露の新治さんってどんな人?
露の新治さん(65歳)は、もともとから落語家になりたいと思っていたけれど、「芸人は堅気(かたぎ)の仕事ではない」との考えから、サラリーマンや家業の手伝いをしていたそうです。
しかし、大学卒業後に奈良県の夜間中学設立運動に関わったときに、「やりたいことをやるべきだ」と教えられ、25歳から落語家の道を進むことに。
露の新治さんは在日コリアンの集住地域である大阪府大阪市生野区の出身で、幼少のころから差別を見て育った経験から差別に関する問題意識を持っており、人権講演会の講師として有名な方らしいです。
こちらの活動は敢えて「人権落語」とは言わずに、「新ちゃんのお笑い人権高座」と呼んでいられます。
2012年に、鈴本演芸場の定席に出演して以来、東京でも認知度が高まっており、2015年には文化庁芸術祭賞大衆芸能部門の優秀賞を受賞されています。
7月8日に川崎にて「お笑い人権高座」
国連NGO横浜国際人権センター主催、川崎市及び川崎市教育委員会共催で、人権問題への正しい理解と認識を深めることを目的に開かれます。
落語という軽妙な語り口と笑いを通して、どうやって人権について語り考えるのか興味があります。
ただ開催日時が……(泣)
開催日時: 平成28年7月8日(金)13時30分~16時 (12時30分開場)
場 所 : 川崎市立労働会館(サンピアンかわさき)大ホール
申込み :事前申し込み不要
料金 :無料
詳しくは
こちらの市のホームページまで