WindowsにPythonをインストールするときに、ダウンロードページに行ったら、embeddable zip file、executable installer、web-based installerと3つのリンクがあって、それぞれの違いが気になってしまったので調べてみました。
目次
embeddable zip file、executable installer、web-based installerの違いとは
Pythonのインストールページにある3つのリンクの違いを簡単にまとめてみました。
- embeddable zip file
和訳:生み込み可能なzipファイル
ファイルサイズ:7MB - executable installer
和訳:実行可能なインストーラー
ファイルサイズ:31MB - web-based installer
和訳:webに基づくインストーラー
ファイルサイズ:1MB
和訳を見ると、なんとなく意味がわかるかと思います。
embeddable zip file
embeddable zip fileは、組み込み配布物用で、PCの環境変数、システムレジストリ設定、インストールされたパッケージなど、ユーザーのシステムから完全に分離しての使用が可能なようです。う~ん、上級者用ですね。
executable installer
executable installerは、PCにダウウンロードしたインストーラ自体にインストールしているプログラムのすべてのコンポーネントがあります。
インターネットにアクセスできるコンピュータにインストーラをダウンロードして、インターネットにアクセスできないコンピュータにコピーすれば、そのPCにインストールできるということですね。
つまり、ネットにつながらないPC用のインストーラーですね。
web-based installer
web-based installerは、起動時に必要なファイルをダウンロードしながら、インストールするインストーラーになります。なので、サイズが小さく済みます。
インストーラーはインストールし終わったあとには削除すると思うので、サイズの大小は気にならないと思いますので、ネットにつながるPCであれば、executable installerとweb-based installerのどちらでインストールしても構わないということですね。