少年マンガ雑誌と少女マンガ雑誌の売上発行部数ランキング2016

少年マンガ雑誌と少女マンガ雑誌が世の中には、数多くあります。
その中から世の中をにぎわすこととなる人気話題作や語り継がれるような名作が生まれてくる。
ということで、様々な少年少女マンガ雑誌の発行部数をランキングにしてみました

少年マンガ雑誌の発行部数ランキング

 発行部数順位  発行部数  マンガ雑誌名  出版社名
 15位  35333 月刊少年シリウス 講談社
 14位  45333 サンデージェネックス 小学館
 13位  56000 少年サンデー超(スーパー) 小学館
 12位  136500 マガジンSPECIAL 講談社
 11位 145333 ゲッサン 小学館
 10位  175667 ウルトラジャンプ 集英社
 9位  267667 別冊少年マガジン 講談社
 8位 287333 コロコロイチバン! 小学館
 7位  530000  別冊コロコロコミックスペシャル 小学館
 6位 1000000  ジャンプスクエア 集英社
 5位  1368750  週刊少年サンデー 小学館
 4位  1976867  月刊少年マガジン 講談社
 3位  3310000 コロコロコミック 小学館
 2位  4035143  週刊少年マガジン 講談社
 1位  8564166  週刊少年ジャンプ 集英社

(出典:一般社団法人 日本雑誌協会 2016年1月から12月の印刷部数より算出)
(マガジンSPECIALは途中で休刊
)

ランキング表の総発行部数の合計:2185万3428部数
(14位、15位を除く)

少女マンガ雑誌の発行部数ランキング

 発行部数順位  発行部数  マンガ雑誌名  出版社名
 15位  35333 月刊少年シリウス 講談社
 14位 155166 別冊花とゆめ 白泉社
 13位   176666 ベツコミ 小学館
 12位 188200 マーガレット 集英社
 11位 203750 LaLa DX 白泉社
 10位 228500 ザ・マーガレット 集英社
 9位 232667 Cheese! 小学館
 8位 282000 別冊フレンド 講談社
 7位 408533 なかよし 講談社
 6位 414701 Sho-Comi 小学館
 5位 502667 LaLa 白泉社
 4位 516000 花とゆめ   白泉社
3位 722083 りぼん 集英社
 2位 755000 別冊マーガレット 集英社
 1位 1953333 ちゃお 小学館

(出典:一般社団法人 日本雑誌協会 2016年1月から12月の印刷部数より算出)

ランキング表の総発行部数の合計:673万9266部数

少年少女マンガ雑誌の売上発行部数を調べてみての感想

今回、各マンガ雑誌の発行部数について調べてみようと思ったのは、漫画家の印税ランキング2016年度版を書いてから、なんとなく単行本マンガの発行部数とマンガ雑誌の発行部数に関係があるのかどうか気になったからです。

単行本マンガの売上発行部数を気にする人は多くても、マンガ雑誌の売上発行部数までを気にする人はそんなにいないんじゃないのかなと思いますが、調べてみました(笑)

2016年の1年間の発行部数を調べてみて、気づいたこと思ったことを以下に書いておきます。

 

少年向け少女向けマンガ雑誌で年間発行部数が100万部を超えるのは、少年マンガ雑誌が上位6位から、少女マンガ雑誌は1位のみ。

少女マンガ雑誌1位の「ちゃお」と少年マンガ雑誌4位の「月間少年マガジン」が同じくらいの発行部数。

少年マンガ雑誌は少女マンガ雑誌のおよそ3倍の売り上げ規模。

少年マンガ雑誌1位の「週刊少年ジャンプ」は856万部と圧倒的で、これだけで少女マンガ雑誌の売り上げを超えているし、2位の「週刊少年マガジン」の403万部を大きく上回っている。

少女マンガ雑誌1位の「ちゃお」も195万部と少女マンガ雑誌2位の「別冊マーガレット」の75万部を大きく上回っている。

少年少女のどちらも「集英社」「小学館」「講談社」が強いが、少女向けのみ「白泉社」が強い。

今回の記事と合わせて漫画家の印税ランキング2016年度版を見ると、その年のコミック上位の売上を占めるのはやはり少年コミックであり、集英社のコミックが多かった。

 

こんなところでしょうか。

比較的近年に創刊されたマンガ雑誌もありますし、それぞれのマンガ雑誌が対象にしている読者層や特徴、なぜ「週刊少年ジャンプ」が圧倒的なのか、なぜ少年マンガ雑誌のほうが売上が大きいのかなど、気になると面白そうなことはありますが……

とりえずはこんな感じということで。