素早く使うために、Excelで作成したマクロにショートカットキーを割り当てをする人は多いと思います。
私もそうです。
ただ、Ctrlキーとアルファベットの文字キーしか割り当てられないというのは少ないと不満に思っていたのですが、もう少し割り当てを増やせるということ知ったので載せておきます。
(知っている人にとっては、当たり前の知識なのでしょうが、私は気づかずにエクセルを使っていた人間なので……載せておきます)
マクロのショートカットキーでアルファベット文字以外を割り当てようとすると
私はマクロのショートカットキー割り当てのとき、
アルファベット以外のキーを押して、[マクロオプション]ダイアログ−[OK]ボタンをクリックすると、
「ショートカットキーは半角のアルファベットでなければなりません。」というメッセージが表示されてしまい登録できなくて、その不便さにびっくりして、そういうものなのかと思ってしまっていたのですが……
Ctrlキーとアルファベットの組み合わせの多くは、すでにExcelの元々のコマンドがショートカットキーとして割り当てられています。
Excelで元々ショートカットとして割り当てられているキーの組み合わせに、マクロのショートカットキーを割り当てた場合、マクロのショートカットキーの方が有効となるわけで、そうすると元々のExcelのコマンドがショートカットキーで使えなくなってしまいました。
コマンドと被っていない組み合わせと、使用頻度がすくない組み合わせに被せてマクロショートカットキーを割り当てて使用していたのですが、どう考えても使えるキーが少なすぎて無理でした。
マクロのショートカットキーでShiftとアルファベット文字を組み合わせる
さすがに不便さに我慢できなくなって調べたら、Shiftキーとアルファベット文字を組み合わせて、ショートカットキーに割り当てられるということでした。
上記画像のように、割り当てたいキーを入力するときにShiftキーを押しながらアルファベットのキーを押せば、Ctrlキー + Shiftキーとアルファベット文字キー の組み合わせでショートカットキーを割り当てることができました。
これで26文字分のパターンを増やすことができましたので、素早くマクロを使用しながら、元々のコマンドの使用も問題なくできるようになって快適になりました。