VRの危険性

VRは楽しむためのゲームや動画鑑賞にとどまらず、ビジネスや医療、学習など生活のいたる場面で導入されていく可能性があります。

どうなるかはわかりませんが、今よりも今後ますます身近になっていくと思います。

そんな活躍が予想されるVRですが、新しい技術が広まるときはその危険性にも目を向けて頭の片隅にいれておいた方がいいと思います。

特にVR技術は人体の仕組みに関わる技術ともいえます。

自分や身近な人に問題が出たときに「知らなかった」では、すごく後悔してしまうので、そうならないために最低限の危険に備えた知識、安全な使い方を知っておきましょう
(お子様がいる人は斜視については必ず知っておいた方がいいと思います)

VRが人体に危険な悪影響を与えるかもしれない特徴

まず、VRという技術の原理をまったく知らないという方は先にのVRが立体的威に見える原理を読んでください。

知らなくても以下の記事を読み進めてもらっても特に理解に困ることはないでしょうが、そもそもの原理を知っていた方が理解度や納得感が違ってくると思いますので、さらっと少しだけでも読んでもらえればなと思います。

VRの特徴を改めてあげてみます。

  1. VRゴーグル、HMDなどの映像ディスプレイを頭に付けて、目から至近距離のところで映像を見続ける
  2. 立体感や没入感を出すために左右の目がそれぞれに違った映像を見ている
  3. 本当はただ座っているだけなのに、リアルな映像のおかげで別世界にいるような感覚を味わえる

これらのVRを楽しむための醍醐味ともいえる特徴が、ひるがえって人体に良くない影響を与えるかもしれない

VRに限らず安全に使う必要がある道具は世の中にたくさんあります。
車や自転車。スポーツ用具もそうですし、火や電気だってそうでしょう。

せっかく新しい感動や楽しみをくれるVRなんで、安全に楽しみましょう

 

VRゴーグルやHMDセットの年齢制限

Oculus Rift 13歳以上
Gear VR 13歳以上
Playstation VR 12歳以上
HTC Vive 13歳以上推奨
ハコスコ 単眼は全年齢
二眼は7歳以上

まず、VRを楽しむためのVRゴーグルやヘッドセットには、まず年齢制限があることを知っておいて欲しいです。

理由はいくつか考えられますが、今回の記事においての意味で意識して欲しいのは、年齢制限をメーカーが設けていることからも幼い子どもの身体の成長に悪影響を及ぼす可能性があるということです。

ということで、それぞれのリスクについて書いていきます。

 

VRの危険性:ドライアイと視力低下(眼精疲労、近視)

至近距離で映像ディスプレイを見続けることで起こりうるリスクは、ドライアイと視力低下です。

VRの危険性:ドライアイ

ドライアイとは、読んで字のごとく乾燥した目ということです。

スマホやゲーム機、パソコンなどにも言えることなのですが、特にVRは至近距離で面白い映像が流れるディスプレイを夢中になってずっと注視し続けてしまいがちです

そうなると、人間はまばたきの回数が減ってしまいます。
そうなると、目をうるおしてくれるだけでなく、栄養補給作用や浄化作用のある涙液に触れる数が減ってしまいます

そして、ひどいとドライアイになってしまいます。

ドライアイは慢性疾患で、目の不快感や疲れをもたらします。
ドライアイになると、以下のような症状が出てきます。

  • 目がショボショボする
  • 目が充血する
  • 目が痛い
  • まぶたが重い
  • 目が疲れてしまう
  • 目が痙攣する
  • 目がかゆい
  • 朝起きたら大量の目ヤニが付いている
  • 光がまぶしく感じる
  • ゴロゴロと異物感がする
  • モノがかすんで見える

程度には差があるでしょうが、このような症状に覚えがある人は気を付けてください。

VRドライアイの対策

長時間VRをしない。まばたきの回数を増やす。

スマホや本などであれば、目線よりも下に持ってきて目をあまり開けずに見るようにするなどもありますが、VRの場合は目はわりと全開になるでしょうから無理ですね。

また、目薬のしすぎも逆に目の機能を落とすことにもつながる可能性もありますから、使う時はそのことも考えて使ってください。

VRの危険性:視力低下

視力低下と言っても視力にも色んな種類があるわけですが、ここでは一般的に言われる近視になりやすいということです。

近視について聞いたことがないという人はまずいないと思いますが、ではどうして近視になるのかを知っている人はいないのではないでしょうか?

そもそも近視になる原因は完全に解明されているわけではないですから。
遺伝による影響が大きいのか環境の影響の大きいのかなどもはっきりと結論が出ていないみたいなので、一説と思って読んでください。

モノを見る時、人は「毛様体筋」という筋肉を使って目の水晶体をカメラレンズの様に、厚さを調節してピントを合わせています。

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遠くのモノを見る時は毛様体筋を緩め、水晶体を薄くする。
近くのモノを見る時は毛様体筋を緊張させ、水晶体を厚くする。

この様にして、人間は無意識のうちに眼の筋肉を使いピントを合わせています。
(ちなみに、ピント合わせの仕組みはこれだけではないです)

VRだけでなく、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けていて、眼が疲れてしまった経験をある人も多いのではないでしょうか。

これは、毛様体筋がピントを合わせる為に収縮して負荷がかかり続けることが目の疲れ、眼精疲労の要因と言われています

近視の種類と段階

近視の種類(段階)には、3つに分けられています。

  • 仮性近視(偽近視、調節緊張性近視)
  • 屈折性近視(真性近視)
  • 軸性近視(真性近視)

仮性近視とは、毛様体筋が緊張してこり固まったために、遠くを見たときに水晶体を薄く調節できない一時期的な近視のことです。
(仮性近視は厳密では近視に分類されるものではなく、目薬やトレーニングで治りやすい近視です。この段階で常時メガネやコンタクトをかけてしまうと……より近視を進行させることになるかもです)

真性近視とは、眼球の形が変わることで起こる近視です。

眼球が下図のようになると近視になります。

  • 屈折性近視:角膜、水晶体の形がとがった形に変形
  • 軸性近視:眼球が円形からのびて楕円形に変形

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真性近視は遺伝の影響が大きいと言う意見もあれば、(成長期における)環境の影響が大きいと言う意見(仮性近視→屈折性近視→軸性近視と進行していく)もあるようです。

強度近視と呼ばれる近視は軸性近視に多いです。失明原因の7%ほどが強度近視で、網膜剥離や脈絡膜剥離などになってしまうと生活が大変になってしまいますので、強度近視には気をつけておいたほうがいいかなと思います。

VR視力低下の対策

近視の原因がはっきりとしていないとしても、どっちにしろずっと至近距離の映像を見続けると、目は疲れますし、幼いときは仮性近視になりやすいでしょう。

なので、やはり長時間VRをしない。
眼精疲労対策にはマッサージ、近視対策には遠方をじっと眺めたりする。

それと、軸性近視で眼球の形が変わる理由として、目の周りを取り巻く筋肉の衰えを一因とする説もあり、その説では眼球を左右に動かすようなトレーニングもいいとしています。

また、仮性近視に対しても、眼球トレーニングは血行を良くして毛様体筋のコリをほぐすとも言われています。

……昔はそんなことなかったのに、私は眼球を左右に動かすことにつらさを感じる自分に衝撃を受けました。

VRの危険性:青色光網膜傷害(過度のブルーライト)

ブルーライトという言葉を一度は聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか?

VRでは目がLED光を至近距離で浴び続けることになります。
(LED:発光ダイオードのこと。別にLED光そのものが危ないわけではないです)

VRを始めスマホやパソコンなどを含め、世の中のあらゆるところで使われている液晶ディスプレイはLED光を発しています。

製品は安全には考慮されて作られているはずですし、大丈夫だと思いますが、青色光網膜傷害などという人体への危険性もあることくらい知っておいてもいいのではと思います。

そもそもブルーライトとはなにか?

光は電磁波のことであり、波ですので波長があるのですが、色んな波長を持った色んな種類の光があります。

人は世界にあるすべての光が見えているわけではなく、人の目で映すことができるのは可視光線と呼ばれる光の波長範囲だけです。

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ブルーライトは人が見ることができる光の中で最も波長の短い光のことを意味しています。青色や紫色の光のことで、紫外線の一歩手前の光になります。

なぜブルーライトが危険視されるのか?

光はその波長によってそれぞれ特徴があります。

赤外線が熱的な作用を及ぼすことが多いのに対し、紫外線は化学的な作用が多いです。

赤外線はこたつ、電気ストーブ、電気オーブンやオーブントースターなどの製品として利用されています。

紫外線の良い効果としては、殺菌消毒したり、ビタミンDを合成したり、生体に対して新陳代謝を促進したり、皮膚抵抗力を高めたりがあります。

紫外線も色々と利用されており、害虫駆除や食品殺菌、日焼けサロンなどに利用されています。

紫外線はタンパク質やDNAを破壊したり変質させたりする作用があるということです。そして、ブルーライトも似た性質を持っています

人間の体は多くのタンパク質で作られていますので、紫外線の影響を受けているわけですが、紫外線は太陽の光に含まれていますし、人体は紫外線に対しての防御機能や回復機能を持っています

なので、危険になるのは、人体が持つ防御機能や回復機能を超えるほどの紫外線、ブルーライトを浴び続けるということになります。

過度のブルーライトが引き起こす危険性:青色光網膜傷害

目には角膜、水晶体、網膜などがあり、これらもタンパク質で出来ているので紫外線やブルーライトで傷つきます。

そして、長時間浴び続けていると、目の回復機能が追い付かなくなり角膜、水晶体、網膜などが損傷してしまうのです。

白濁、黄ばみ、視力低下、失明など怖ろしい症状を招く危険性があります

特にブルーライトの目への危険性は青色光網膜傷害と言われています。

紫外線は目の水晶体で吸収され網膜まで到達しませんが、ブルーライトは届きます。

網膜に届く光の中で最も網膜損傷を引き起こしやすいのがブルーライトということで、青色光網膜傷害と名付けられています

ブルーライトのサーカディアンリズムへの影響

人間が生活リズム(≒生体リズム、サーカディアンリズム)を整えるうえで(太陽)光が影響していると言われれば、知識がなくともなんとなく実感が持てているのではないでしょうか。

特に目から入ってくる光が影響を与えていると言われています。

明るい光が目に入ってくる場所で眠たい、寝たいとなる人はおそらくいないでしょう。

サーカディアンリズム、睡眠に与える影響の大きさは、どうやら光の波長(色)によって違うということが近年になってわかってきたそうです。そして、一番に影響を与えるのがブルーライトと言われています。

サーカディアンリズムが狂ってしまうと、頭痛や倦怠感など様々な症状を起こすと言われています。

なので、サーカディアンリズムを崩さないように、夜や寝る前にはディスプレイを見るのは控えるのが良いと言われています。

液晶ディスプレイは本当に危険なのか

太陽光は、色んな波長の光をまんべんなく含んでいます。

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LEDを含め人工的に作られている光は、波長が太陽とは違います。基本的には含んでいる波長に偏りがあります。

そして、LEDと一言で言っても、色んな種類があります。(なので、画質や映像の綺麗さに差が出てきますね)

 

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現在の白色発光LEDの主流は、技術的、利益的の問題で青黄色系擬似白色発光とのことです。
(黄色蛍光体と青色発光ダイオードとを組み合わせることによって、白色発光にしているタイプ。図の一番左のタイプ)

スマホなどでも現状、バックライトにこのタイプが多いでしょう。

というわけで、青色に見えなくても液晶ディスプレイにはブルーライトの光が多く使われています。(と言っても、青空というか自然界にいくらでもブルーライトは多く含まれています)

液晶ディスプレイが危険なのかについては、はっきりと結論が出ていないと言えるのではないでしょうか。

液晶ディスプレイ、パソコン、スマホなど、世の中に普及してからまだ20年くらいでしょうし、人体にどういう影響が出るのかは今後あきらかになっていくのだと思います。

ただ、青色光網膜傷害やサーカディアンリズムの変調などの話があるのは事例があるとして知っておくといいと思います。

 

ブルーライト対策とまとめ

個人的にはブルーライトって、ディスプレイを見ていて目が疲れるという人や眩しいと感じる人意外は、そこまで気にする必要ないんじゃないのかなと思っています。

私は幼い頃、学校の朝礼がすごく苦手な人間でした。

朝日が眩しくて眩しくて、普通に目を開けていることができなくて、周りから変な目で見られようとも、目を閉じながら立って話を聞いていた記憶があります(笑)

私は周りの人よりもディスプレイの明るさを下げて使用しています。

なので、誰かの使ったあとのディスプレイの設定は私には眩しいことが多いので、毎回毎回めんどうなのですがまず明るさを下げる作業をする人間です。(わかる人にはわかるはず……)

ちなみに、私はパソコンもスマホもタブレットも、ディスプレイモニター画面を保護することも兼ねてブルーライトをカットする系のフィルムを貼って使用しています。

けれど、私のような人間は周りを見ていてもごく少数派だと思います。

今までディスプレイを使っていて特に不都合を感じたことがない人は、寝る前の使用やあまりに長時間に渡って液晶画面を見るのだけ気を付ければいいと思います

 

VRの危険性:斜視

斜視とは

VRでは立体感や没入感を出すために左右の目がそれぞれに違った映像を見ているわけですが、そのために起こりうるリスクは、斜視です

斜視とは、片目だけで目標物を見ていて、もう一方の目が別の方向を見てしまっている状態の事です。(子どもの2%くらいは斜視らしいです)

片目だけでモノを見る斜視が続くと、使われない目は退化して「視力低下」します、両目の使い方ができなくて「立体視能力低下」といった生活するのに支障をきたす悪影響に及びます。

立体視能力低下

人はモノを立体的に見るために、視覚を通じて様々な情報を得ています。

それぞれの目における物の見え方のズレ、明るさや大きさ、見え方と距離感などなど。

人は左右の目からそれぞれ別に得た視覚情報を脳で合成しているわけで、合成された視覚情報を私たちは視界として認識しています。

こうした「両目で見る」という行為を人は幼少期に無意識に学んでいるそうです。
(言語も幼少期に無意識に学びますし、幼少期ってものすごくハイスペックですよね……)

人は個人差はありますが、だいたい6~8歳くらいまではこうした視覚の発育過程で大切な時期だとされているそうです。

 

そんな大切な時期に、(人の目が見る)現実世界の立体感を不完全にしか再現できていないVRを見せると、子供は間違った立体感を経験してしまうことになります。

斜視になるリスク

VRの仮想世界では物が動いていてそれぞれの距離が変わっているように見えますが、実際の現実世界では映像ディスプレイの距離はまったく変化していません。

実はずっと同じ距離にある物を違う距離に見えるように錯覚させようと、左右で別々の映像を見ることになります。

そうすると、本来は両目で1つの物を立体的に見ることを日常の中で学ぶはずが、不自然な立体視を体験することで不自然な立体感を感じてしまい、眼球の動きに異常が出てきてしまうということなのです。

そして、正常に両目を向けられない斜視になる可能性があるということです。

そもそも斜視になる過程や原因は、医学的に完全に解明されているわけではない段階なのですが、それでもVRや3D映像によって幼い子供が斜視になったのではないかという事例は報告されています。

この記事とVRの立体視の原理を読めば、なんとなく目の成長期には良くないのは感じてもらえたのではないでしょうか。

VR斜視へ対策

VRは長時間やらない。年齢制限は厳守する。
幼い子には2眼タイプではなく1眼タイプのVRにする。

軽度の斜視の人は意外といるみたいですが、幼い子は

 

VRの危険性:VR酔い

VR映像や3D映像で気分が悪くなった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

私はVRがどうこうの前にわりと酔いやすい体質の人間らしく、バス移動の際には酔い止めを用意しておくタイプの人間です。

VR酔いの原因とは

VR酔いや乗り物酔いの原因ははっきりと解明されていないようです。

諸説ありますが、動揺病や加速度病とも言われる酔いの原因として、よく知られているのは感覚不一致説です。

私たち人間は普段、平衡感覚(空間における身体の位置や姿勢・動作を知る感覚)を保つために得ている情報は、視覚からだけではありません。

もし、目からだけの情報で平衡感覚を得ているのだとしたら、目をつぶった瞬間に自分がどんな状態なのかわからなくなりますから、納得しやすいかと思います。

触覚、自己受容覚(筋肉や関節から生ずる内部感覚)などの感覚の総合から平衡感覚を保っています。

人間の場合、平衡感覚に大きな影響を与えているのは、目と内耳にある平衡器官(前庭器官、三半規管)とされています。また、目と平衡器官は密接に関係しているそうで、三半規管が刺激されると連動して反射的に眼球が動きます。

VR酔い(3D酔い、映像酔い)の感覚不一致説とは、その名の通りで、視覚によって得られる動きと、それ以外の身体感覚(主に平衡感覚、三半規管)によって得られる動きの感覚が矛盾することによって乗り物酔いと似た症状になるのではという考え方です。

さらに、なぜ視覚と平衡感覚が矛盾すると目まいや吐き気がするのかというと、脳が幻覚を見ていると誤認してしまうからじゃないかという説があります。

人間が幻覚になる原因として、最も高い可能性は服毒であったことから、人間の進化の過程で生存本能として幻覚=毒=嘔吐排出という生理反応が起こっているのではないかとのことです。

平安時代にも牛車で牛酔いになった人の記述があるそうですが、人間の進化は1000年程度じゃ全くたりないくらい遅いですから、毒排出のために吐き気がするというのは一理ありそうですが……実際はどうなんでしょうね。

酔いの個人差

VR酔いというか、乗り物酔いの話になってしまいますが、酔いの症状や程度には個人差がけっこうあるようです。

乗り物別で酔いやすさには個人差があって、例えば自動車には全く酔わない人でも船舶には酔いやすかったり、自動車にはすごく酔いやすいけど列車や飛行機には全く酔わないという人もいます。

つらいことに、私はなぜか自動車だけが特にダメなタイプです。

そして、うらやましいことに、ほとんど酔わないという人も2~3割いるらしいですね。

VR酔いの対策

VR酔いの対策は、慣れです。

視覚と平衡感覚の不一致がVR酔いの原因だとするならば、慣れによってVR酔いを克服なり軽減させたりすることができるはずです。

私の場合、ゲームのVR酔いや3D酔いの映像酔いで気分が悪くなっても面白いときは、やめるのがもったいなくてそのまま時間と体力が許す限りずっとやり続けることがありました(笑)(長時間はよくないですが…)

気持ち悪さに耐えて、ひたすら熱中夢中続行という経験を何度かやっているうちに、以前だったら気持ち悪くなっていたのに平気になっている自分にふと気づいて、酔いに対して明らかに慣れたなと感じた経験があります。

また、私は動いている状態のエレベーターしか乗ったことがないときの頃、止まった状態のエレベーターに乗ってエレベーターを視界に入れながら歩くと、本当に最初はびっくりするくらいに歩きづらかったのを経験しました。

頭ではエレベーターが止まっているのがわかっているので、頭の意識では止まったエレベーターに合わせて足を出そうとしているのに、身体では勝手に視界情報から動いているときのエレベーターに合わせて足を出そうとしているのを体感しました。

ただ、この現象も何度か経験することで、普通に歩けるようになりました。

どちらの例でも脳が学習したのでしょう。人間の脳は良くも悪くも学習するものなので、感覚の不一致も学習できる範囲でなら適応してくれるのかなと思います。

(個人的には、酔うときの感覚に対して逃げるのではなくて、こういう状況のときに自分は気持ち悪さを感じるのかと受け止めて、でもこういう状況のときは冷静に考えて別に酔う必要はないし、酔うほうがおかしいと思って、ずっとその状況に自分を置き続けていると慣れやすいのかなと思いました…)

映像酔い対策には、酔い止め薬や梅干しなどを食べるという手段もあります。
けれど、こちらの対策は常日頃から毎回やるのは現実的ではないと思いますので、どうしても酔わずに楽しみたいという時だけの手段でしょう。

VRの危険性への感想

 

今までにはあまりなかったVR特有の危険性としては、斜視があるのかなと思いました。子供のVR使用には周りの人が気を付けてあげて欲しいです。

VRに限らずゲームやケータイのやりすぎは目に悪いので注意しましょうということは、昔から言われてきたことです。

そして、私はそんな注意の声には耳を傾けずに生きてきました。
まだ目は普通に見えていますが、けっこうな近視になってしまっているので、生涯に渡って見えるように、これからは目を大切にしようと思いました。

VR酔いに関しては、一時的な症状であって恒常的な症状ではないので、倒れないようにだけ気をつければいいのかなと思ってます。

また、今回、色々と調べてみると人体のことについて解明されていないことがまだまだあることを知りました。

文量が長くなりすぎるので書かなかったこともあるので、この記事を読んでなにか気になったことのある人は、学術的な情報などでより詳しく調べてみてください。

身体に異常を感じたりしたら信頼できるお医者さんに診てもらうようにしましょう。

そして、VRは安全に楽しんでいきましょう。

 

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