eclipseのプロジェクトエクスプローラーとパッケージエクスプローラーの違いってなんなのだろうか。
気になったので、プロジェクトエクスプローラーとパッケージエクスプローラー、ついでにナビゲーターについて調べてわかったことを、まとめて載せておきます。
意識して使い分けしてみるのもありかもしれない。
目次
eclipseのナビゲーターの機能とは
ナビゲータは単にフォルダ構成を表示するだけ。
フォルダとファイルをWindowsのエクスプローラと同じようにそのまま表示する。
最も原始的な機能ですよね。たぶん、使用している人は少ないと思います。
eclipseのプロジェクトエクスプローラーやパッケージエクスプローラーの機能とは
プロジェクトエクスプローラーやパッケージエクスプローラーは、ナビゲーターの強化版になります。
単にフォルダ構成を表示するだけではなく、プロジェクトが管理しているソースなどを管理している単位で分類してわかりやすいように表示する機能がついています。
例えば、
com.example.app.aaa
com.example.app.bbb
com.example.app.ccc
のようにパッケージ単位でその下にあるソースを表示してくれたり、
ソースファイルのメソッドやフィールドも階層的に表示してくれます。
また、コンテキストメニュー(右クリックで表示されるメニュー)から、プロジェクト実行やリファクタリングなどの便利な各種機能が使えるようになっています。
eclipseのプロジェクトエクスプローラーやパッケージエクスプローラーの違いとは
昔は、どうだったのか知りませんが、最近は、どちらもあまり機能的な違いはないようですが……
プロジェクトエクスプローラーは、CommonNavigator、org.eclipse.ui.navigator.resourcesプラグインによって提供されている機能
パッケージエクスプローラーは、Java開発ツール(JDT)UIプロジェクトによって提供されている機能
簡単に言うと、
プロジェクトエクスプローラーはJavaだけでなく、色んな言語で使用することができるということです。
パッケージエクスプローラーはJavaのリソースに特化した機能ということです。
同じプロジェクトを、プロジェクトエクスプローラーとパッケージエクスプローラーのビューで見比べてみると、わかりやすい違いはすぐに見つかります。
プロジェクトエクスプローラーは、Javaリソースファイルだけでなく、Javascriptなどの他言語のリソースファイルやデプロイメント記述子の内容も階層的に表示してくれています。
どちらのビューが使いやすいのかは、個人の好き嫌いや、使用状況による使い分けといったところでしょうか。