ひきこもりニートだからアルバイト面接に受からないという人は方法を見直してみよう

ひきこもりニートの人がアルバイトをしようと思って、バイト面接を受けてみる。けれど、受からない。

バイトなら受かるかもと思っていたのに。もう一度、バイト面接を受けてみる。でも、落ちる。もう心が落ち込み始める。

よくあるパターンなのではないでしょうか?私がこのパターンでした。

10回くらい連続してバイト面接に受からなくて、自己否定モードに入って苦しむ嫌なパターンです。

なんでバイト面接に受からないのか?
ひきこもりニートの人は、その原因と対策を考えていますか?
アルバイト面接ための準備をしていますか?

働いたことが一度もなかった私の場合は、最初はまるでわからなかったことですが、今になって振り返ってみると、受からなかった理由がよくわかります。

自分の現状を考えることなく、受かる見込みが少ない条件のバイトばかりに面接を申し込んでいたことが原因でした。
(もっと言うなら、働く上での心構えがダメでした)

ひきこもりニートだった人でも、きちんと面接に受かるための準備、対策をすれば、アルバイトには受かります

アルバイトに受からなくて困っているという人は、アルバイトで採用されるための参考にしてみください。

 

アルバイト採用の合否を決定する要因

まず、アルバイトで採用されるかどうかって、なにで決まるのか?

そこから考えてみます。

  • 外見
  • 履歴書、過去
  • バイト面接時の受け答え

この3つで決まります。

外見は、特に書くことなしです。

履歴書は、志望動機、自己アピール、経歴から構成されています。ひきこもりニートが困る難関ポイントになります。

バイト面接の受け答えも、会話ができないレベルに落ちているひきこもりニートにとっては、難関になります。

それぞれに、どう考えていけばいいのか書いていきます。

 

外見について

一応、書いておきます。

外見については、とりあえず清潔感があるように気を付けます。

初対面の人に会うわけですから、どうせなら好印象を持ってもらえるようにして方がお得です。

相手から「うわ、この人、不衛生な感じがするぞ」と思われなければ、それでよいです。

気をつけることは、髪の毛がボサボサの人は切って整えておきます。

首の後ろ辺りや耳回りなど、伸ばし放題だとだらしなさを感じる箇所は切りそろえておきます。

服装はユニクロでもなんでもいいので、ヨレヨレの服や汚れがついた服でなければ問題ありません。
よほど変な服でなければ、相手は気にしていませんので安心してください。

(まったくイメージがわかないという人は、年齢にもよりますが、きれいめカジュアルみたいな感じでいいんじゃないでしょうか。普通の人っぽく見えるはずです)

 

写真について

写真についても一応、書いておきます。

写真は駅やお店などに置かれているスピード証明写真で問題ありません。

証明写真を撮るときは、できるだけ髪の毛を整えて、肩から上の服装も整えておきましょう。

例えば、自転車で全力疾走した後に、髪の毛が乱れたままの状態で慌てて写真を撮るようなことはやめた方がいいです。(私です)

後は、少しだけ優しそうな笑顔を浮かべておけばいいです。

外見が大切なバイトでもなければ、写真なんて大きな影響はありません。

 

履歴書と採用面接について

ここからが大切です。

履歴書の内容と面接での受け答えが、バイト面接に受かるか受からないかを決定づけると言えます。

まず、履歴書を書く前に考えることがあります。

これを考えずにひたすら面接を受けまくって、落ちまくると、精神的なダメージがハンパないことになります。(私です)

履歴書と面接時の受け答えは、お互いに密接な関係があるので、まとめて説明していきます。

 

バイト面接の意味から考えてみる【就職活動の大前提】

バイト面接がある意味って、考えたことありますか?

バイトに限らずなんですけど、すべての採用面接に受かるかどうかは面接の意味を考えられるかどうかです。

私はあまり考えていませんでした。なので、受かりませんでした。

 

私がバイト面接に受からなかった理由は、バイトの面接官、バイトを雇う側の人間が私を雇いと思わなかったからです。

誰でもわかることです。

バイト面接の意味とは、バイトを雇う側が採用するかどうかを判断するための場です。

 

でも、ひきこもりニートで一度も働いたことのない私には、そのことがよくわかっていませんでした。

私は雇い主の人の立場に立って、物事を考えるということができていませんでした。

思いやりの気持ちが欠けていました。

履歴書を書くときも、面接で受け答えをするときにも、応募したバイトの雇い主はどんな人間だったから雇っても良いと考えるのだろうかという視点を持てるかどうかで、バイトに受かるか受からないの結果は驚くほど変わります。

ひきこもりニートの期間が長かった人の中には、ずっと部屋で一人だけの時間を過ごしていたので、相手も気持ちを持った同じ人間なんだということを忘れてしまっている人もいるかもしれません。(私です)

なので、意識したことがないという人は、軽くでいいので雇い主の気持ちを意識するようにしてください。

これを前提にして、アルバイトに応募するときに、考えるべきことは、バイト選択が自分の現状の能力とかみ合っているかどうかです。相性問題みたいなものです。

 

どんなバイトに応募したのかを意識しているか【バイト選択:勤務条件】

私は初めてバイトに面接するとき、バイトなんだからきっと簡単に受かるだろうと思っていました

また、バイトを選ぶときの基準は、基本的に自分にとって働く条件がよいかどうかを考えていました

愚かでした。就職活動の大前提を知らなかったのです。

 

例えば、私の場合は、

①知り合いに会う可能性がないように近所から離れた場所で働きたい
②友人が欲しいから、同年代が複数人で働くバイトがいい
③会話ができないし、コミュニケーション力を鍛えるために接客するバイトがいい
④時給は少し高めがいい
⑤体力がないから、肉体労働のバイトはイヤだ

などなどのことを考えて応募バイトを選んでいました。

 

なので、自分の家から遠方で駅チカの飲食系のバイトを中心に受けていました。

たぶん、誰でもバイトになにかしらの条件を求めると思います。
それは、当然のことで悪いことではありません。

また、バイトなのでそんなに高い条件を望んでいるわけでもないと思います。

私も上記のことを考えているときに、自分は高望みをしている感覚はまったくありませんでした

でも、私はバイト面接を受け続けて、受からず、落ち続けました。それで、落ち込みました。

「ひきこもりニートを経験したら、バイトでも受からないものなのか」「やはり自分はダメなのか」って考えていました。

それも大いにあるのですが、私の上の例で言えば、私がダメな奴かどうか以前の問題で、落ちる状況でした。

バイトの選択を間違っていると、どんなに受けてもアルバイトにだって受からないという、良い例だと思います。

 

就職活動の大前提の考えを元に、雇い主の気持ちを想像しています

私が雇い主だったら、上述の志望動機(バイト選択理由)を聞いたとしたら、きっと次のように思うはずです。

①近所から離れた場所で働きたい→遠方の人を雇うと交通費を支給しないといけないし、緊急時にバイトに入ってもらうことができない。とびきり優秀な人でもない限り雇いたいなんて思わないよ。

②友人が欲しいから、同年代が複数人で働くバイトがいい→同年代なら仕事をしやすいかもしれないから雇ってもいいな。

③会話ができないし、コミュニケーション力を鍛えるために接客するバイトがいい→会話のできない、コミュ力がない人に接客させて、売上が落ちたらどうしてくれるんだ。バイトは君の学校じゃない。雇いたくないな。

④時給は少し高めがいい→働きに見合う給金しか払わないよ。君は給金に見合う働きをする能力があるのか?

⑤体力がないから、肉体労働のバイトはイヤだ→体力のいらない仕事だから、君でもできるよ。

もしあなたが、飲食店の店長だとして、①の理由(勤務条件)だけを考えても、私のような人間を雇いたいと思わないのはわかるんじゃないでしょうか?(③の理由(人間性)については次の章を読んでください)

私のようなマヌケはあまりいないかもしれませんが、気をつけてください。

これは地理的な問題に限った話ではありません。

一人のバイトにたくさん勤務シフトを入れて欲しいという裏の希望を持っている雇い主もいたりします。(明示しておいてくれと思いますが、応募者を増やすためにあえて隠しているお店もあります)

この場合も、週に2,3日しか働きたくないという希望を持っている人は、いくら人間性がよくてもバイトには受からないことになります。

バイトの募集内容には書かれていないけれど、隠れている雇い主の希望があるということを意識してみましょう。

自分が応募しているバイト選択は、勤務条件の面から間違っていないか、チェックしてみてください。

 

自分の現状の能力を考えていますか【バイト選択:人間性】

バイトの選択を考えられるようになったところで、次にすべきことは、自分の現状の能力がどれくらいなのかの確認や底上げが必要になります

いわゆる、人間性と言われるものです。
(より正しく言うなら人間性というよりも、労働能力のことです)

コミュニケーション能力や事務能力など、実際に働くときに求められる能力のことです。

 

採用面接を受ける人間として、相手から見ての魅力はどれくらいに見てもらえるか?

アルバイターとして働くとなったときに、相手から見て実力はどれくらいに見てもらえるか?

これを考える必要があります。

 

私は当時、一度も働いた経験がなかったので働くということがどんな感じなのかイメージすることができていませんでしたし、自分の人間性、コミュニケーション能力はまるでない状態でした。

なので、バイト面接のときの話し方は、おどおどしていて挙動不審で暗い雰囲気だったと思います。

また、履歴書に書いてあった自己アピールは、自分の数少ない経験と願望を織り交ぜてひねり出したものでしたが、自分の現状から無理をした内容でした。

「人当たりはよいと言われます」とか
「協調性あります。人と協力しながら働くのって楽しいと思います」とか
「人と話すのは上手じゃないけど、好きです。頑張ります」みたいなことを言っていました。

言っている内容は、バイトレベルなら問題ない内容だったと思いますが、話している内容と態度が一致していなくて、悲しいことにきっとこの上なく怪しい人間だったと思います。

私の当時の能力を考えると、希望していたバイトである飲食店の接客は、とうてい任せられる人間ではなかったのです。

そうなると、私のようなコミュニケーション力がない人間の例で言えば、

  • 飲食店の接客バイトよりもコミュ力が重要性の低いバイトを応募するようにするか
  • コミュニケーション力をあげるか
  • 面接での受け答えの会話練習を前もってしておくか

のどれかの対策をする必要があります。

どの方法を選ぶかは、人それぞれでしょう。

ちなみに、私はコミュニケーション力が低くてもいいバイトに応募するようにしました。

自分が応募しているバイト選択は、自分の能力面から間違っていないか、チェックしてみてください。

 

履歴書に書く内容

志望動機と自己アピール

履歴書に書くことになる、志望動機や自己アピールとは、上の文章で説明したことを実践すれば、自然に埋まることになることになります。

志望動機=勤務条件からのバイト選択理由、自分の願望、自分の人間性からのバイト選択理由
自己アピール=自分の願望、自分の人間性からのバイト選択理由

これだけです。言葉にできるように、文章にできるように、自分の考えを整理してまとめましょう。

経歴

経歴についてがひきこもりニートにとっての最大の難関と言えます。

経歴に空白期間があるのは、仕方ないことです。

経歴というのは、その人が過去になにをしてきたのかを表すものです。

これを履歴書に書く理由はなんでしょうか?

これも就職活動の大前提「雇い主側の気持ちを想像する」で考えればわかることです。

別にあなたの個人的な過去を知りたいわけではありません。
経歴とは雇い主側が、あなたを採用しても大丈夫な人なのかどうかを判断するためのただのひとつの資料に過ぎません

経歴だけで採用の合否が決まるわけではないのです。

なので、対策することができますし、ひきこもりニートでもバイトに受かるのです。

 

経歴の空白期間については、人それぞれのひきこもりレベルによって対策方法は変わってくると思います。

年齢が若くて、ひきこもりニートの期間が比較的に短い人(数か月)は、正直にひきこもりニートだったということを書いてもあまり問題ありません。
(この記事に書いてあることを実践できていれば普通に受かります)

「なんとなくひきこもって、気が付いたらズルズルとニートしてました。けれど、お金がなくなったので、働らかなくちゃと思ったので応募しました」
「ひきこもってゲームに熱中してました。けれど、飽きたので働きたいと思ったので応募しました」
「身体を壊していたのですが、治ったので働こう思って応募しました」

ひきこもりニートしてた理由は、なんでもよくて、きちんと働ける人間だということ、働く意思があるということを面談時に雇い主側に示せれば問題ないです。

年齢が高くて、ひきこもりニートの期間が長い人(30代以上や1年以上の人)や一度も働いたことがない人は、正直に書くとバイトでも採用が厳しくなると思います。

雇い主の人は、「この人は本当に働ける人だろうか?」という不安を覚えるからです。

そういう場合は、雇い主の不安な気持ちを解消する必要があります
ひきこもりニートの期間を隠した方がよいでしょうし、直近で就労していた方がよいです。

ひきこもりニートの社会復帰に最もオススメの方法は日雇いバイト

に書いてあることなんですが、面接がいらない、一日だけでよいというバイトをまずは何度かするのがよいです。

1日から働ける激短バイト!ショットワークス

直近でバイト経験をしておくかどうかで、バイト面接での面接官の反応は明らかに違ってきます

「ニートやめてから短期バイトで直近働いていたのですが、長期的に安定して働きたいと思って応募しました」

ここでも、大事なのはひきこもりニートしてた理由や空白期間よりも、きちんと働ける人間だということ、働く意思があるということ、さらに加えて、働いていた実績があるということを面接時に雇い主側に示せることなんです。

本当は一週間しか働いていなくても、1か月働いていたことにすることも経歴上できます。

日雇いバイトであっても、面接で語れる経験があると、面接に行くときの自分の安心感もだいぶ違います。
また、たとえ不採用でも、それなりにいい反応がもらえるとわかると、バイト面接への怖いという思いも激減します。

面接のたびに面接官に冷たい反応をもらい続ければ、ひきこもりニートの人でなくても、怖いと感じます。普通のことです。
なので、少しでも早く良い反応をもらえるように工夫しましょう。

 

経歴に空白期間があるからと言って、それを気にしすぎて挙動不審な態度だと、面接者は雇いたいなんて思ってはくれないので、対策をしたなら後は堂々とした態度でバイト面接を受けてください。

 

 

ひきこもりニートへのバイト面接時のアドバイス【簡単】

面接時の会話は準備しておくとラクチンになる

ここまでは、小難しい内容が多かったと思います。すいません。

ぶっちゃっけ、アルバイトの面接はそんなに難しくないので、あんなことまでいちいち考えなくても受かる人は受かるでしょう。
(私はかなりレベルが高いヒキニートだったので、無理だったというだけです)

バイト採用において、最も重要になるのが面接での振る舞い方になります。

ここを対策しておくだけでも採用される確率はぐっと上がります。

ということで、ここからは、バイト面接において採用されるために、ひきこもりニートの人だったら、ここに困るだろうな、気を付けた方がいいだろうなと思うことについて、具体的な行動のアドバイスも含めて簡単に書いておこうと思います。

下線が引いてあるところだけ、できそうなところだけ、実践していればそのうち受かると思います。

バイト面接は、気楽にやっていればOKです。

 

ちなみに、私はひきこもりニート期間の経ることで、人との話し方をすっかり忘れていました。

「あれ? 人とどうやって話していたっけ? なにを話せばいいんだっけ? 声は出ている? 全然わからない。会話できない。やばいよ」状態でした。

そんな状態の人間でも、準備していけば受かるようになります。

 

会話の練習【話す内容:質問を想定しておく】

会話のやりとりができないと始まりません。苦手な人は練習して前もって準備しておきましょう。

会話の仕方を忘れたという人は、家族でもネットチャットでも、どこかの誰かでもいいので、最低限でいいので会話の応答ができるようにはしておきましょう。

ただし、採用面接での会話は日常会話とは特徴が違います
なので、違う練習が必要です。

私個人としては、採用面接の会話の方が日常会話よりも簡単だと思っています

自分が希望する職種のバイトを3回くらい受けてみてください
(面接をし終わった後は、内容を覚えている間にメモをしておくことをオススメします)

そうすればバイト面接でなにを聞かれるのかわかりますので、今度の面接ではどうやって答えるかを前もって考えておいて、覚えておきます

経験を積めば、バイト面接なんて最初からわかりきった質問に対して、覚えた内容を返すだけなので、とても簡単なのです

 

履歴書に書いた内容は答えられるように覚えておく【話す内容:履歴書について】

これは当たり前のことだと思うのですが、履歴書に書いた内容は完璧でなくてもいいので、覚えておきましょう
(ちゃんと考えて書いた履歴書であれば、無理に覚えようとしなくても、それなりに記憶に残ると思います)

バイト面接の相手は、履歴書に書いてあることを元に質問してくるからです。

想定できる質問を前もって準備しておくことと同じことです。

 

声はハキハキと大きくする【話し方】

話す内容が良くても、話し方が悪いともったいないです。

話し方で印象はだいぶ変わります。どうせなら好印象を与える話し方をした方が採用されます

脱ひきこもりニートをしようとしていた頃の私の声は、かすれ声、こもり声で声量が小さくて聞き取りにくかったと思います。

声が小さいとやる気がないように見られがちですし、聞き取りにくい声は相手をイラつかせます

声が小さいかもしれない人は、ハキハキと大きめの声を意識しましょう
(接客系、肉体労働系は大きめの声で話しておけば小さい声よりも間違いなく好印象です。事務系は抑え目の声でも大丈夫です)

バイト面接では元気に話していれば、話の内容なんてどうでもいいというレベルの考えでも、受かります

 

困った質問が飛んできた場合

困った質問が飛んできて、頭が真っ白になった場合も、焦る必要はありません。

ひとまず、困った質問が飛んできた場合に時間を稼ぐための返しを事前に自分のキャラに合ったのを準備しておきます

緩い感じの雰囲気のバイト面接なら、「少し待って頂いてよろしでしょうか? 今、自分の中から最高の回答を探していますんで」みたいなことを、とりあえず元気よく言えば向こうは少しは待ってくれます。

頑張って考えてもよい回答が思いつかなかったとしても、「次にお会いするときまでにもっと良い回答を返せるようになっておきます」みたいなこと言っておけば大丈夫です。

真面目な感じの雰囲気のバイト面接なら、「申し訳ありません。緊張してまして、少々考えがまとまらないのですが、えー…○○かと思います」くらいの返しで十分です。

一生懸命に考えているんだなという姿勢を見せることで、好印象に思ってくれる人もいます

時間を稼いで、(落ち着いて)頑張って考えた答えでも、不採用なら仕方ありません。実力不足です。

「自分はダメなりに頑張った」と自分をなぐさめてから、次のバイト面接に向けて準備すればいいだけですので、困った質問がきたらどうしようとか思わなくて大丈夫です。

 

相手に聞きたいことは質問する【こちら側からの発信】

採用面接とは、雇い主側が応募してきた人間を見定める場であると同時に、応募した人間が仕事内容について見定める場でもあります

コミュニケーションとは、一方通行のものではありません。

たいていのバイト面接では「なにか質問はありますか?」と聞いてきてくれるので、そのときに自分が気になっていることは聞きましょう

こちらが質問をすることで、バイト面接官は「仕事について興味がある、やる気がある」、「自分の話を聞いてたな」ということを感じます

聞く内容は、勤務条件、労働環境、仕事内容のいずれかについてです。
(自分のバイト選択が正しいのかどうかの確認をするだけです。余分な質問をしようとすると思わぬミスをする可能性もありますので、必要最低限のことだけ聞けばいいです)

「週に最低の勤務日数は何日ですか?」【勤務条件】
「働いている人たちはどんな人が多いですか? 年齢層は? 男女割合は?」【労働環境】
「○○という作業が多いという認識で間違いないでしょうか?」【仕事内容】

イメージとしては、こんな感じで自分の気になっていることをいくつか質問すれば十分です。

 

挨拶はきっちりと

挨拶はきっちりとしましょう。

バイト面接では、挨拶を元気に礼儀良くすると、それだけでぐっと印象がよくなります。

「面接に参りました○○と申します。お忙しい中、面接の機会をいただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願いします」の最初の挨拶で好印象を与えて、まず面接の雰囲気を良くします。

「本日はありがとうございました。失礼いたします」の最後の挨拶で好印象をもう一度与えて、立ち去ります。

きちんとお辞儀もしましょう。

お手軽で効果が高いのが挨拶なのです。挨拶は人間関係の基本で、大切なことです。

相手に敬意と礼を心に抱き、態度や言葉で示せる人は、人から好かれます

 

ひきこもりニートでもバイト面接には受かる

バイト面接は、世の中の就職活動の中では簡単な部類です

受かるためにやることはシンプルです。

外見を清潔に整える→履歴書を書く→面接を受ける のサイクルをやるだけです。

ひきこもりニートだった期間があると、普通の人よりもハードルが高くなるのは確かですが、それでもなにも考えずにひたすらに受けまくっていれば、いずれは何かのバイトには受かると思います。

ただ、それだと体力や気力が大変なので、少し考えて準備した方がラクにバイトに受かるようになります。

この記事に書いてあることをできるところから試してみてください

バイトに受かることを願っています。