ひきこもりニートの部屋の特徴は精神状態を現す【だから対策もできる】

ひきこもり(ニート)の人は生活時間の大部分を自分の部屋で過ごす。

なので、楽しんでるひきこもりの部屋はその人の個性がすごく出る

自分の生活を快適にするためにこだわりを持っているひきこもりだっている。

また、無気力でウツのひきこもりニートの部屋の場合は、似た特徴が出やすいんじゃないかと思っています。

感情レベルも活動レベルも低下して、無個性状態の精神状態になっているし、似た行動パータンを取るので、部屋が似た特徴になるのではないでしょうか。

 

私は実家を含めて、4つの場所で生活をして、そのすべての場所でひきこもり生活を送りました。

(ひきこもり友人の部屋も含めて)振り返って見ると面白かったので、どんな段階のひきこもりのときにどんな特徴の部屋だったのか、一部を書いておきます。

無気力系ひきこもりニートから脱出したいとか対策したいとかいう人は、ひきこもりになりがちな部屋の特徴を消すと、ひきこもりニートから抜け出しやすいかもしれません。

重度で深刻なひきこもりニートの部屋の特徴【暗い・汚い・臭い】

まずは、人生に生きる気力を失っているタイプのひきこもりニートや、自宅でひきこもりニートやっている人に多いだろう部屋の特徴です。

重度なひきこもりニートを想定しています。
最終的にひきこもりニートが行き着く段階です。

一言で言うと、無気力ウツ系のひきこもりニートの精神状態は「逃避・無気力・退廃」であり、部屋の特徴は「暗い・汚い・臭い」の言葉に集約されます

重度のひきこもりの部屋はみんな似たような特徴を持っていると思います。

 

カーテンは開けない、シャッターは下ろしている【暗い】

ひきこもりニートの場合は、自分の部屋の様子というか自分の生活や存在を他人に見られたくないという思いが強いです。

なので、カーテンは常に閉じ切っています。

ただ、カーテンを閉めているだけだと、日光をうっすらと感じてしまいますし、外を誰かが通ると人の気配や物音を感じてしまいます。

外の世界との断絶を望むレベルのひきこもりニートだと、そういった気配がわずらわしく感じるので、シャッターも常に下ろしています。

光も音も遠ざけて、孤独に閉じこもります

部屋から必要最低限しか出ないです。

重度ひきこもりニートの始まりです。

24時間、もはや朝なのか夜なのかの感覚は薄れていくことになります。

ヤバいレベルのひきこもりニートは、スマホも見なくなっていきますし、時計も気にしなくなっていきますので、時間感覚は最終的にはなくなります。

 

部屋の出入り口にはバリゲートが用意されている

私の実家の部屋は鍵がありませんでした。

なので、家族は私の部屋に普通に入ってくることが可能でした。

それでは、ひきこもりニートにはなれないので、誰も部屋に入ってこれないようにするために、部屋の出入り口にはバリゲートとなる物体が用意してありました。鍵の代わりでした。

窓を閉じているシャッターには鍵がついていますので、強行突破でもされない限り、自分の部屋に他人が入ることはない状態を作りあげていました。

ひきこもりニートにとって暗黒の聖域である自室。空虚な安心圏の確立をしていました。

 

布団から手の届く範囲にすべての日用品が置いてある

ひきこもりニート初期の頃は、消極的な現実逃避の手段のために、手元にスマホだったりパソコンだったり本だったり、娯楽系の物が置いてあります。

そのうち、遊んでいても楽しくなくなってくるに従って、現実逃避の手段のために睡眠をよくするようになります。

そうして、無気力で寝たきりのひきこもりニートの段階になった場合は、布団から身体を起こすのが重労働になっていきます。

頭を枕から持ち上げるのがつらくなります。

なので、なるべく身体を横たえたままでも色々なことができるように、娯楽品に限らず生活に必要な日用品が布団から手の届く範囲にどんどん密集していくことになります。

 

整理も掃除もしない【汚い】

個人的には、感情を上手に片付けられない人は気疲れを起こしやすくて、ひきこもりニートになりやすい傾向はあるのかな? と感じています。

そして、そういう人は部屋の片付けも苦手とする人が多くて、物が散乱しがちではないかと思っています。(私のことです)

部屋がキレイなひきこもりニートも知っていますので、個人差はあるなと思っていますが……

ただ、無気力感が強い重度レベルのひきこもりは、性格がどうこう以前に、そもそも部屋を掃除しようとか綺麗にしようという発想を持たなくなっているので、間違いないなく部屋が汚いです。

寝たきり状態で過ごす時間が多いので、部屋が汚くても生活に支障もありません。

使用した後の物も、そのまま放置するようになっていくのでゴミに囲まれるような生活になっていきます。

 

空気が淀む【臭い】

ほとんど寝てばかりのひきこもりニートの場合は、身体を動かすことがない状態なので、自分の身体が汚れていても生活に支障がありません。

普通に活動していれば、身体が汚いと不快に感じるものですが、寝たきりニートであれば感じません。

なので、お風呂に入る行為をしません。

また、部屋の掃除もしていないし、窓を開けて換気するという行為もしません。

そうすると、体臭と雑菌によって、部屋が臭くなります。

本人には臭いってわかりませんし、生活に誰か他者の存在の認識がないと臭いを気をつけようとは思わないです。

 

部屋の破損はそのまま

部屋での孤独生活が長引くと、言動や精神が不安定に危うくなり、強烈な葛藤状態になることがあります。

この状態を経験したひきこもりの部屋は破損していることがあります。

ちょっとした不注意のミスで窓を割ってしまったり、カッとなって悲しい破壊衝動のままに壁とか物を壊してしまうこともあるわけです。

自分の部屋という極小世界でグレて、寂しく退廃していきます。

そうして出来た部屋の破損は、ひきこもり生活を送る上において特に不都合はありませんので、放置したままになります。

自分の人生の破損をそのままにしているのと同じ状態です。

部屋の特徴「暗い・汚い・臭い」が作られていく原因や過程を考えると、ひきこもりニートの精神状態や世界への認識の仕方が部屋には表現されるなと私は思います。

 

軽度なひきこもり(ニート)の部屋の特徴【重度ひきこもりにならないための対策】

無気力すぎて寝たきりというひきこもりニートではなく、部屋の中ではわりと活動するタイプのひきこもりや、実家暮らしではなく一人暮らししているようなひきこもりの部屋の特徴です。

深刻な段階ではなく、軽微なひきこもりの場合の部屋です。(私の場合です)

軽度ひきこもりは部屋に性格の違いが表れやすいです。

私の体験談としては、重度な無気力ウツ状態のひきこもりニートを経験した後に、軽度なひきこもりニートを経験したので、ひきこもりの症状が深くならないようには気を付けて工夫して、ひきこもり対策するようにしていました

 

常に光を取り込むようにしておく【対策】

部屋に一切の光を取り込まないようにすると、時間感覚がなくなり、生きている感覚がなくなることを知っているひきこもりは、部屋の中にいても光を感じられる生活を送るようになります。

なので、カーテンは薄いカーテンを使用したり、分厚いカーテンの場合でもあえて隙間を残した状態にしておきます。

スモークガラスの場合は、カーテンを一切使いません

朝日を感じたら、自然と目を覚ますような生活を送れる部屋を意識します
(カーテンのない部屋で、どうしても昼夜逆転のような不規則な生活を送るときはアイマスクをつけて寝ることになります)

 

深みにはまりたくないひきこもりは、本能的にほのかな光を求めます。

(ウツや無気力の人は、脳内物質であるセロトニン濃度が薄い人が多いです。日光はセロトニン生成を促しますので、紫外線は避けつつ、浴びるのがオススメします。室内灯は照度が低いのでセロトニンは生成されません)

(人間の体内時計(サーカディアンリズム)は25時間なので、日光によって調節する必要があります)

日当たりする場所で寝るのがオススメです。

(セロトニンの効果をすごく体感した覚えはないですが、)眩しい場所で寝続けるのは苦痛でイライラするので、日中に起きられる可能性は跳ね上がります

 

また、カーテンを開けておくと、他人の存在や外の世界を自然と意識するので、自分の世界に閉じこもりにくいです。

自分を他者から隠せない、現実から自分の目を逸らせない状況だと、なかなかひきこもるのは難しい行為になります。

 

保存食が大量に部屋にある

ひきこもり生活を一人きりで過ごす場合や、家族の手を借りない場合は、食糧の用意を自分でする必要があります。

自分で料理をするのが好きな人はいいのですが、そうではない私のようなひきこもりは、料理なんて面倒くさく感じるので、缶詰やレトルト食品などの保存食を大量に買い込んでおくことになります。

ネット注文で済ませるという人もいるでしょうが、宅配の人とのやり取りすら面倒くさいと思ってしまう性格だと保存食が主食になります。

 

ゴミ袋が大量にある

実家暮らしの場合はなんだかんだでゴミを捨ててくれる人がいるわけですが、一人きりのひきこもりの場合はゴミを捨ててくれる人がいないので、どんどんゴミが溜まっていきます。

まあ、保存食生活をしているひきこもりの場合は、生ゴミが溜まることはそうそうないので、衛生面ではなんとかなるのですが(たぶん)、部屋の生活空間が狭くなっていくことはどうしようもありません。

部屋での生活が快適に送れる面積よりも狭くなったら、仕方なく外出して、一気にゴミ捨てをするという生活をしています。

月単位でひきこもりをした後に、ゴミ捨て場と部屋を何度も往復するというのは重労働に感じますが、それに耐えられるだけの活動力を持っています。
(食料の買い込みという重労働も待っているわけですが……)

 

趣味の物が多い【対策】

部屋で過ごす時間が多い、そして、部屋での時間を楽しみたいというひきこもりは趣味の物が部屋に増えていきます。

娯楽に対する見方は、単なる消極的な現実逃避という面は薄れており、純粋に楽しい時間を過ごしたい、やりたいという面が強いです。

趣味の物が周りに積み重なっているみたいな人もいます。

社交的で人を部屋によく招き入れるというタイプの人間は、インテイリアは客人への配慮が大きいですが、内向的で趣味に走るひきこもりタイプの人間は、客人を招くにしてもあくまで部屋のインテリアは自分の過ごしやすさを優先するという人が多いのかなと勝手に思っています。

 

布団からベッド周りに生活圏が増える【対策】

私の場合は、ひきこもりには布団の床敷きよりも、ベッドがオススメです。

布団の場合は、身体を起こしたり動かしたりするのが面倒くさいと感じるひきこもりの場合は、どんどん寝たきりになっていく傾向が強いです。

「身体を起こしたい」と思っても、面倒くさいし起こした快適な生活空間がないと、「寝たままでいいや」となってしまいます。

足の低いベッドの場合は、なんとか腰をベッドの下に落とすことができれば、そのままベッドを背もたれに使用することができるので、身体を起こす作業がラクになります。

ちゃぶ台みたいなテーブルをベッド近くに用意しておけば、そのままそこで生活することができます。 (テーブルがなくても、ベッドそのものをテーブル代わりにすることができるのも便利です)

また、ベッド下を収納空間としても使えますので、娯楽用の物や日用品を詰め込んでおいて、欲しいと思ったらすぐに取り出せるのも便利です。
(ベッド下が収納空間として使えないベッドは不便で最悪です)

足の長いベッドの場合も、ベッドを降りないと生活ができないので、自然と生活圏が広くなるので、ひきこもり度を浅くしておきたい人にはオススメです。

 

深刻なひきこもりニートにならないための対策【部屋の工夫】

もしも、部屋の特徴と精神状態の間に互いに関係があるとするなら、部屋を変えれば精神状態にも影響を与えられるということになります。(私はそう思っています)

私の経験上では、深刻なひきこもりニートにならないためにできる部屋対策の中で大切なのは3つだと思います。

  • 日光【人間の肉体的な仕組みのため】
  • 楽しみ【人間の精神的な仕組みのため】
  • 快適な生活圏【上二つの補助のため】

眩しい中でずっと寝られないし、楽しみがあれば活動する気力になるし、動きやすい環境なら動き始めやすいはずです。

この3つがあれば、無気力の寝たきりになりにくいし、後のものは自然とついてくると思います。

外に出たいと思ったときも、割と簡単に出られるような精神状態を保ってひきこもれると思います。

もしも、重度のひきこもりニートで困っているという人は、ぜひ部屋を工夫してみてください。

 

在宅ワークで働くひきこもりの部屋の特徴

実家暮らしではなく、世帯主していて経済的に自立しているタイプのひきこもりに見られる部屋の特徴です。

仕事場としての特徴が加わる

ひきこもり人間は外働きではなく、在宅ワークでお金を稼ぐという人も多いです。
(開業届けを出して、個人事業主として働いているタイプ)

作業場の専有面積で家賃の経費割合を計上している貧乏ひきこもりだと、できるだけ作業場を広くした方がお得になります。

なので、面倒くさがり屋で、本当は物を密集させたい性格の私のような人間でも、家賃を経費でなるべく落とせるように物の距離を離して配置するようになります。

 

また、物も整理されています。

仕事をする上で効率を上げた方が、結果として過ごしやすい部屋ということになるので、たとえ自分以外が入らない部屋で、かつ、整理が苦手な性格だとしても、自然と多少は整理をするようになります。

仕事業務が関わってくると、部屋の特徴に本人の性格のみならず、損得勘定も反映されるようになるのが面白いなと思います。

 

自分の部屋語りは、ひきこもりニートたちの自己紹介

ひきこもりニートを経験している人たちと話すときに、盛り上がる鉄板ネタの一つが部屋の話題です。

ネット上で検索すれば、ひきこもりの人たちがアップロードした部屋の画像が多く見つかると思います。

ひきこもりに関わらず、人は心のどこかに部屋に愛着を持っていたり、部屋を自分の一部のように感じていたり、自分の個性のように感じている人がある一定数いるのだと思います。
(心理学で言うところの授かり効果みたいなものだと思っています)

特に、ひきこもりニートはその状態が深刻化していけば、だいたい似た過程を経ていくので、同じ道を通った者同士として、自分の部屋を語り合えばそのときの精神状態など共感する部分があるものです。

部屋について知れば、相手がどれくらいのひきこもりだったのか、どんな性格のひきこもりなのか、ある程度は推測することもできます

なので、ひきこもりニート経験者にとっては、自己紹介や相性判断や冗談話みたいな位置づけでもあります。

ということで、ひきこもりタイプの人は、快適な精神状態で人生を過ごせるように、自分なりに工夫して快適な部屋を作り上げていくのがいいんじゃないかと思います。

 

サブコンテンツ

ページの先頭へ