ネットワークビジネスをやめた理由

私がモデーアワンダーランドをやめた理由を書きます。全ての経験した出来事を書こうとすると無理なので、私がどんなことに対して不信感や欺瞞を感じたのか、なんとなく伝わればいいなという気持ちで書いてます。勧誘されて悩んでいる人は始める前に見てもらえればと思います。

聞いてない外部研修ASKセミナーのすすめ

モデーアワンダーランドに参加してから、初月のことだったかと思うのですが……

いきなり外部研修なる単語と出くわすことになりました。

確か、Kさんとなにかの話を全国セミナー会場でしていたときのことです。

K「そこらへんは外部研修を受けるとガチってくると思うよ」
私「外部研修?」
K「あっ、まだ外部研修の話は聞いていなのか。僕が受けてすごく良かったと思う研修だからモデーアとは無関係にみんなですすめているんだよ。O、後で教えてあげて」

それで、全国セミナーが終わって帰ってきて、夜に駅でO君から説明を受けました。
そして……だいたいの説明を終わってから。

O「この外部研修はトレーナーが見つけてきたセミナーで、チームの人たちはみんな受けてるんだよ。だから、空きが取りづらいから今日予約だけしておいたほうがいいよ」
私(いや、ついさっき聞いたばかりだし、夜遅いし、今日もう疲れているから、また明日にでもして欲しいんだけど、なんでわざわざ今日に予約を取らないといけないんだろう?)
私「あっ、本当に人気なんだね。どこも満席で埋まっているわ。◯月よりも先の予定だとまだちょっとわからないから、確認してから予約しておくわ」
O「あー、そっか。本当に人気でしょ? じゃあ、まだ今度にしよう」

家に帰ってから、ネットで評判や口コミを調べると、とても受けてみたいという内容ではなかったです。
事件、高額な参加費、長い拘束期間、キャンセル制度……

そもそも、参加したばかりで右も左もわからないうちにまた大きな出費をさせようとしてくるのが不快でした。
(これも戦略なのでしょうが……)

なので、ずっと予約も取らずに放っておいたのですが、O君から「予約はしたか」と催促が来ます。

私は疑問や不信をぶつけました。

・チームってこのネットワークビジネスを助け合うためのものなんでしょ? ビジネスを知らなくても、アップの人たちからサポートを受けられるのが強みだって言っていたよね? なんでわざわざ大金を払って外部の人から教えてもらわないといけないの? 勧誘のときに聞いたことと矛盾してない? 勧誘のときに外部研修があって、お金がかかるなって一言も言ってなかったよね?

・それに、もう受けた人がたくさんいるなら、その人たちの勉強にもなるし、その人たちが教えてくれてもいいよね?

・この前、予約をしようとしたときに、キャンセル料がかかるなんて聞いてなかったんだけど…… 人になにかをすすめられるならキャンセル料がかかることになるかもしれないってことも言うもんじゃないの?

O君はそれに対して答えてくれました。
(正直、自信はなさそうだったし、何を言っているのか要領をあまりえませんでしたが)

・プロの人が教えてくれるから。
・絶対に受けなければいけないというわけではなくて、オススメだよってこと。
・人生に対しての考えが変わるよ
・成功している人たちはみんな受けてる
・どんな内容だったか人に言ってはいけないという契約をするから。
・……言い忘れてた

他にも何人かに聞いて回りましたが、誰もがこんな感じだったので、私は言いました。

私「O君の話を聞いても、受けてみたいと思わない。じゃあ、受けなくても、それでも成功できるように頑張るよ。成功しなかったら笑ってくれ(笑)」

最後は険悪になりすぎないように、おどけるように答えてましたが、内心では紹介者のO君やチームに対しての信用はかなり大きく下がりました。

助け合いのビジネス、チームのみんなが仲間と言うけれど

ワンダーランドのやり方では、最下層のダウンはただ搾取されるだけだと思いました。

ネットワークビジネスの仕組みは始める前に調べて、そしてワンダーランドではどんな仕組みなのかを外から眺めるのではなく、内部に入ってその実態を見て、私はそう思いました。

ワンダーランドのモデーアネットワークビジネスのやり方は、
製品の消費者を増やそうというのではなく、
ソーシャルマーケター(ディストリビューター、製品の販売者)を増やそうというやり方なので、
製品の消費(=モデーアの利益、ワンダーランドの利益)は自分たちのチームメンバーの製品消費によるものが大半になる

なので、助け合う仲間だと言いながら、ピラミッド構造というチーム構造で、アップの人がダウンの人から利益をもらっている歪に破綻したビジネスモデルになっている。

組織の末端の人間はアップの人間に利益を提供するだけという状態になる。
(これを抜け出すには自分の下にダウンを作るしかないのだが、それはダウンの人間に自分の利益のために製品を購入しろと言うこと。利益を得るには自分の下に10人ほどダウンがいる必要があると思います)

(例えば、市場が飽和して)組織の拡大ができなくなった時点で、末端の人間はまったく利益を得ることができずに損失を出すだけの存在で終わることになる。
(そうすると、製品消費者の獲得やあるいはモデーア以外のビジネスをやったりと方向転換することになるかと思うのですが、既に上位に位置する人にとってはなんてことはないのでしょうが、末端の人にとっては悲惨だなと思います)

私は仲間だと言いながら、組織外から利益を得ようとするのではなく、仲間内から利益を得ようとするこの構造が、最大の不信でものすごく不快だったので自分にはワンダーランドは無理でした。

製品買い込みの強要まがい

毎月の製品の購入額は自分で決められる、自分のペースでやっていけると聞いていたのに……

始める前に私は紹介者であるO君に確認をしていました。
「製品の買い込みはないんだよね? 自分の好きなペースでやれるんだよね?」と。

O君は「そうだよ」と答えたはずなのに……。

毎月の月末になると「今月は製品を何ポイント購入するの?」と聞いて来られます

自分のダウンの製品購入額を自分の収入とするための資格として、
ソーシャルマーケター自身は製品を最低でも100ポイントは購入しないといけないというルールがモデーアにはあります。

私はネットワークビジネスでお金を稼ごうとしていたわけですので、
ダウンは一人もいない状況でしたが、ビジネスに取り組んでいる自覚のためとモデーアの製品の実際の使い心地を知るために、100ポイント(1万円くらい)をしばらくは購入していこうと考えていました。

加入月は1000ポイント購入しました。
(今考え直してみると、これも自分にとってはあまり意味がない出費だったなと思っています)
(ただ、モデーアの場合は、3カ月以内に退会すれば、未使用製品に限り返品すれば9割の金額が返ってきますので、ネットワークビジネスを信用しきれないけれどモデーアワンダーランドなどをやってみようという人は、信用できるかどうかの見極めをするまでは製品は使わないで取っておくといいと思います)

次月は100ポイント購入しました。

問題はその次の月に起きました。

O「今月は何ポイント購入するの?」
私「先月と同じ100ポイント購入するつもりだよ」
O「わかった。Sが決めたなら全然いいと思うよ」

この会話の後日、O君のアップのNさんと会話しました。
近くにO君もいます。

N「Sは今月も100ポイントなの?」
私「はい。モデーアの定められてる資格の100ポイントを購入しようかと思ってます」
N「そういう考え方もいいと思うけど、でもそれだと自分のダウンができたときに、そのダウンも100ポイントしか購入しないダウンになっちょうよ。自分の利益にならないよ」
私「自分が買いたいと思った分だけ買ってくれれば、別にそれでいいですけど」
N「色んな人の話や成功している人の話も聞いた方がいいよ」
(ワンダーランドの人の中には何かの話をするとき、すぐにアップの人に聞いたほうがいいと言います)

さらに後日、セミナーのとき、Nさんが話しかけてきました。
近くにO君もいます。
N「この前の製品購入の話だけど、一度Kさんに相談してみた方がいいよ」
(ワンダーランドの人の中には、自分たちの利益のために相手の都合のことなど考えていないように思えることを言うときも相談などという言葉を使って相手のことを気遣っているような態度を取ってきます)
私「相談も何も私は、自分の判断で100ポイントでいいともう決めてます」
N「成功しているKさんの考え方を聞いてみたら考えが変わるかもしれないし」

しつこく「Kさんに相談してみて」と言ってくるので、仕方なくKさんの所に向かいました。

私がKさんに言ったことは以下のことです。
・モデーアのルールとしてある100ポイントはビジネスに取り組んでいる人間の自覚として購入します。
・一度に1000ポイント分の製品を購入してもそれぞれの製品の勉強できないし使いません。
・自分のダウンが出来たときに一人当たりからの利益が小さくなるというなら、その分頑張って多くの人に良さを広めればいいと思います。

それに対し、Kさんが言ってきたのは以下のことです。
・最低限の100ポイントでいいという考えは覚悟が足りないということ。そんな考えでは成功できない。成功している人はみな最初から負荷を思いっきりかけて頑張ってきた人たち。
・最初から製品のことは詳しくなる必要はない。まずは製品を使うことに慣れること。日常で使う製品が多いのだから使えないということはないはず。
・このチーム(ワンダーランド)には、そういう考えでやっていない。Sのやり方では1000ポイント消費を基準にしていてやっているチーム。

そして、こう言われました。
「僕はそんなに覚悟のない人とは一緒にやっていきたいとは思えない」

私はこの一連の会話でこう思いました。

ビジネスに対する覚悟が足りないと言われればその通りだろうけれど、金銭的なリスクをできるだけ減らせるビジネスとしてモデーア、ネットワークビジネスをすすめてきたのに、なんでその金銭的なリスクを負わせようとしてくるの?

必要な金銭的なリスクならわかるけれど、1000ポイントって本当に必要なリスクなの? 1000ポイントの購入をして自分を追い込まないと人間って努力できないの? このチーム、毎月1000ポイント製品購入して、何年も在籍してるけれど全然結果を出せていない人、たくさんいるよね? 覚悟だなんだと結び付けて製品の買い込みを正当化して押し付けてこようとしているようにしか聞こえない。
だいたい、私は毎月の製品購入額は自分のペースでやっていいと紹介者のOやNから聞いていたのに、参加する前に言っていたことと違うじゃん。勧誘するときと違うこと言ってるじゃん。信用できない。

なんでO君はN、Kさんと私が会話しているときに一切の口を挟まずに私と目を合わせないようにして、ただ立っているだけなんだ……気まずそうな感じで立っているけれど、君が私に話してくれたことと違うことになっているんだけど! 君には私の考えを話したし、君はそれに対して頷いて了承したはずだよね! 自分の行動に責任感もないのか!
(書いていたら当時の気持ちを思い出しきてしまったのですが、紹介者であるO君に対してはこのとき私はかなり怒りを覚えていました)

紹介者が信用できない!
ワンダーランドというチームが信用できない!

こんな信用できない環境にいたくない!

と強烈に思いました。

それで、セミナーが終わった後に、O君Nさんがいない場で、2人のダウンや近しい人々(2年未満の人たち)がいる場で私は不満を言い放ちました。
(それだけ怒りが収まらなったし、周りの人はおかしさを感じていないのか不思議でしょうがなかったからです)

私「結局は、製品の買い込みの強制じゃないか!? なにが自分のペースで取り組むことができるビジネスだよ! 何よりもムカつくのは、勧誘しているときはそんなこと言ってなかったくせに、参加してから言ってくる手口が卑怯だよ! やり口が汚い! 納得できない!」

わりと大きめな声で言ってしまいました。

私の言葉を聞いた周囲は、静まり返って沈黙になりました。
私が見渡すとみんな何とも言えない顔をしていました。

すぐに反論が来ると思っていました。
狂信者のようにしか思えない、私にはわからない理屈での反論がマシンガンのように来ると思っていました。
そして、そんな反論が来たら勢いに乗ってやめてやると言おうとしていました。

しかし、しばらくして返ってきたのは、予想外の言葉でした。

D「それは俺も思っていたよ。話がちょっと違うんじゃないかってね」

D君は1年ほどワンダーランドに在籍してネットワークビジネスをやっている人でした。

そんな人から、周囲に聞いている人が何人もいる状況で、しかも自分の意見に同意するような言葉が出てきたことに驚きました。

D「でも、俺は俺が製品を買うことでOが成功するならと思って購入してる。Oが早く成功してくれれば俺のためにもなるし。そう思って買ってる」

あのときの状況下でチームのやり方に否定的な意見を言う私と言葉を交わすことはリスクになるはずなのに。

D君は誠実に自分の考えを話してくれました。
そのときのD君はカッコいいと思いました。

D君は本当に良い人なんです。
誰に聞いても良い人だって答えるくらいに良い人なんです。
いつも誰の話にでも誠実に答えようとしてくれる人で。

だから、私はD君の話を聞いて、悲しかったです。

私のようにおかしいと思っている人はいたんだとわかって、
おかしいと思っていたのに、それでも自分を納得させるための理由を用意して続けているんだなと思いました。
人はこういう風に変わっていくんだなと思いました。

私には紹介者であるO君に対しての好意も信用ももはや底をついていましたので、D君のように考えること無理でした。

D君は毎月10万円の製品購入をしている人です。
D君が納得して製品購入をしているなら、私からは何も言うことはないのですが、それは本当に自分のためになっている行為なのか、
それでもD君は人が良すぎるんじゃないかと内心で悲しくなって怖くなりました。

良い人が不幸になるんじゃないかって姿を間近で見て、私は悲しい気持ちになったし、
良い人を不幸にする手口に自分も加担してしまうと思うと、怖ろしい気持ちなりました。

怒りで気持ちが熱くなっていた私は、逆に心が冷え込んでしまったことを覚えています。

私にとってワンダーランドというチームの環境は、
信用できないだけじゃなくて、悲しく怖ろしい場所に思えました。

これ以後、もうチームの人たちの笑顔を見ても、私の心には寒々とした虚しさを感じるだけになっていました。

 

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